ソニーエリクソンが、ソニー秘蔵の”ウォークマン”ブランドを冠したGSM方式の携帯電話「W800」を発表しました。今年2005年第3四半期ですから年末には登場する予定との事です。
今回発表された「W800」は、GSM端末で、画像で見る限りでは、最近ドコモから発売されたプレミニII(So506i)に似ていますが、デジカメ機能は強化されてオートフォーカス機能対応の200万画素カメラを搭載しているようです。
ソニーの携帯音楽プレーヤーの名を冠した「Walkman phone」と呼んでいるようで、プレミニIIと同じストレートボディの側面や待受画面にウォークマンのロゴマークが描かれている。残念ながら海外でしか利用できない、900/1800/1900MHzのトライバンド対応で、中国市場向けモデルも登場するようなので、香港辺りで安く購入して、海外で掛ける際に利用する端末としても良いかもしれません。
この端末は、ウォークマンの名称通り、音楽再生機能を搭載していて、なんとアップルのiTuneと同じAAC形式とMP3形式の音楽データに対応するなど、すっかりソニーのATRACのことなど忘れ去られています。
本体にステレオヘッドホンを繋げて音楽を視聴している間も、電話がかかってくればヘッドホンから着信音が聞こえるようになっていて、通話中は音楽再生を一時中断するようですが、肝心のマイクは?過去にau(IDO)から発売されたDIVAと呼ばれる携帯の名機にはマイクも搭載されていたんですが、そこまでは無いようですね。
メインディスプレイ下には、音符マークが記されたボタンが配されている。なお、音楽再生だけではなく、FMラジオ機能も利用可能など、ほとんど日本のau向けの端末のように思えます。
音楽再生のみで使用した場合、30時間以上の連続駆動が可能だが、通話した場合は、15時間程度駆動するようなので、まぁ使えます程度の電池ですね。
メインディスプレイは、176×220ピクセル、262,144色表示が可能。内蔵メモリは38MB。大きさは100×46×20.5mm、重さは100gを切る程度。ボディカラーはSmooth Whiteの1色。
このような概要を見る限りでは、日本国内からau向け端末としてリリースされてもおかしくないかなと思える仕上がりに思えます。。どうなんでしょうか?auさん。。