不二家「ミルキー」から、秋冬の期間限定フレーバー「カフェ・オ・レ ミルキー」が登場しましたた。
不二家「ミルキー」は言わずと知れたソフトキャンディーのロングセラーブランドだ。今年で55年目を迎えるが、2003年以降、ココアやバナナなどのフレーバー展開を行い、商品ラインナップを拡大させていた。今年は春にいちご味を、初夏にはもも味を発売、第3弾として秋冬にカフェ・オ・レ味が選ばれた。 ミルキー独特の濃厚な練乳にコーヒーをプラス。子どもに配慮し、コーヒーはカフェインレスを使用している。 日経POSデータで全国のスーパーの動向をみてみる。発売となった3日の週、「カフェ・オ・レ ミルキー」は千人当り金額213円で、定番商品を押さえ「ミルキー」の中でいきなりトップに躍り出ている。前週はブランド全体でも同127円だったが、売り上げは同333円と3倍近い伸びとなった。定番商品の売り上げもわずかだが伸びている。カフェ・オ・レ味の効果は大きいものとなったようだ。 定番ブランドで安心感を与え、新フレーバーの展開で新しさを出し人目を引きつける。昨今、常とう手段ともなった菓子業界の手法だが、当る味当らない味、トライアルの多い味リピーターに受ける味など、さまざまだ。「カフェ・オ・レ ミルキー」は新たな「ママの味」となるか。 ■ 不二家 ミルキーいろいろ沢山あります!