マクラーレン・メルセデスは現地時間(以下現地時間)24日、スペイン・バルセロナのサーキット・ド・カタルニアにおいて、2005年シーズンを戦うニューマシン『MP4-20』をキミ・ライッコネンのドライブによりシェークダウンした。
マクラーレン・メルセデスはこの『MP4-20』のシェークダウンと共に、スペイン・バルセロナでの5日間の集中テストをスタート。K.ライッコネンが26日まで3日間に渡ってニューマシン『MP4-20』の開発プログラムを実施。
マクラーレン・メルセデスはK.ライッコネン、J-P.モントーヤのドライバーラインアップ、この日シェークダウンしたニューマシン『MP4-20』と共に、トップ3チームへの復帰、1999年にミカ・ハッキネンが獲得して以来となるタイトル奪還を目指す。
この日のシェークダウンをピットで見守ったJ-P.モントーヤは、27日に初めてニューマシン『MP4-20』のステアリングを握る予定となっている。また、これまでの『MP4-19B』をペドロ・デ・ラ・ロサ、アレックス・ブルツの両テストドライバーが交代でドライブする予定。
MP4-20 概要
開発開始は2004年5月
初の風洞作業も同時期に開始された
これまでにだいたい3,600時間が風洞実験に費やされた
メルセデス‐ベンツ FO 110R V10エンジンは半年にわたり動力マシンにかけられた
ウェスト・マクラーレン・メルセデスは2004年ブラジルGP以降、テストでおよそ1万1,000kmの距離を走行
2004年シーズン終了後、チームは技術パートナーのエクソンモービルより提供された無鉛燃料を8,000リッター消費
MP4-20の設計段階では4,500枚以上の図面が引かれた
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