iPod Shuffleは、昨年末から話題になっていたiPodフラッシュメモリー版ですが、アップルはHDDを搭載することでiPodが成功した際に、容量や機能、価格の限定されたオモチャだとしてフラッシュメモリベースの音楽プレイヤーを軽視していましたが、期が熟したと判断したのでしょうか?
「意外性に満ちた毎日」にようこそ。のタイトルで早速アップルのサイトにも製品が紹介されています。
iPod Shuffleは、iPodの「曲をシャッフル」機能が、「次に再生される曲がわからない」楽しさで、お手持ちのミュージックコレクションに新境地を切り拓いてくれます。あなたも新登場のiPod shuffleで、この新しい世界に飛び込んでみませんか。
iPod shuffleは、お気に入りの曲を毎回ちがった順番で再生して、「お決まりのパターン」を完全に排除してくれます。
iPod shuffleをコンピュータのUSBポートに直接差し込むたびに、iTunesのオートフィル機能が最大240曲(1)を自動的に転送して「新しい音楽体験」を作り出します。つまり、iPod shuffleはあなたが過ごす毎日を少しずつ変えてくれるのです。次に再生される曲が予想できないというだけでも「同じことの繰り返し」から、ほんの少し解放されるはず。
iPod shuffleをつけて走れば、いつものジョギングコースの景色も違って見えるでしょう。次にかかる曲がわからないことで、見慣れた交通渋滞も少し新鮮に感じるはず。iPod shuffleは、まるでiTunesのパーティーシャッフル機能を持ち出す感覚で、あなたの毎日に新風を吹き込んでくれます。iPod shuffleが繰り出す音楽に身をまかせて、この新しい楽しさを堪能してください。
今年Appleは、29%に縮小したフラッシュメモリプレイヤー市場をターゲットに、同社初のフラッシュメモリ内蔵オーディオプレイヤー「iPod shuffle」を発売する。
まず、Jobs氏は既存のフラッシュメモリプレイヤーについて、「充電池ではない」「クリックホイールを搭載していない」「ディスプレイが小さい」「ユーザーインタフェースが使いにくい」と指摘。その分析から誕生したiPod shuffleは、実に思い切った製品となっている。
リチウムイオン電池を搭載、Appleのデザインらしい円形の操作ボタンを備えている。問題はJobs氏が小さすぎると批判したディスプレイで、iPod shuffleでは省かれてしまった。当然、イコライザなど細かい設定をする機能はないので、操作は非常にシンプル。ほとんどUSBストレージ状態である。
Jobs氏によると、昨年1月時点のデジタルオーディオプレイヤー市場は、iPod: 31%、フラッシュメモリプレイヤー: 62%、その他(Jobs氏は「iPodになりたいプレイヤーたち」と呼ぶ): 7%だった。そこで昨年Appleは、200ドル前後のフラッシュメモリプレイヤー市場をターゲットに「iPod mini」を投入。その結果、現時点のシェアはiPod: 65%、フラッシュメモリプレイヤー: 29%、その他: 6%に変化した。
iPodの新シリーズ iPod Shuffle には2つのバージョンがあり、512Mバイトモデル(約120曲を保存可能)の価格は10,980円(99ドル)で、1Gバイト モデルは16,980円(149ドル)となっているようですが、既存のMP3メモリープレーヤーの多く(ソニーなど512MBで3万円以上)が高額な製品となっているところにこの価格でリリースされてしまうと、既存のメーカーはどうするのでしょうか?見ものです。
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