ローレライは、「亡国のイージス」が各界から絶賛された人気作家、福井晴敏と平成「ガメラ」シリーズで高い評価を得た樋口真嗣監督。この2人が共同でオリジナル・ストーリーを考案したという夢のコラボレーション、映画「ローレライ」の製作がついに始動! フジテレビ作品として2005年の注目の映画、従来の戦争映画とは一線を画す、潜水艦スペクタクル・エンターテインメント大作が生まれます。
1945年8月、第二次世界大戦末期。同盟国ドイツが降伏を宣言、日本に対するアメリカの攻撃はより一層激化した。そして広島、長崎と次々に原爆が投下され、すでに第三の原爆が準備されているという。その攻撃目標は首都・東京…それは日本の滅亡を意味していた。
日本海軍最後の切り札は、超高感度の新型索敵装置<ローレライ・システム>を搭載した戦利潜水艦・伊号第五〇七潜水艦=イ507。その艦の任務は、アメリカ海軍・太平洋艦隊の防衛網を単独突破し、原子爆弾を積載した輸送艦を撃沈するという作戦だった。今、歴史に語られる事のない、“最後の決戦”が始まる。
舞台は第2次世界大戦の末期、1945年8月に2発目の原爆が長崎に投下された時期となります。第3発目の原爆がテニアン島という南太平洋の島から日本に向かって飛び立とうとしている時、それを阻止するために特命を帯びた潜水艦が現地に向かう、というのがストーリーの骨子です。
1945年、戦局は悪化の一途をたどり、皇国は民族滅亡の危機に瀕していた。
「我が国にとってより良き終戦とは?」亡国を憂う男は“ある計画”を始動させ、また別の男たちは“その計画”を自らの命をかけて阻止しようとする。各々が、日本の正しき将来を願っての行動であった。
一方、狂信的な国家の手によって、ある特殊な能力を導き出された少女は、為す術も無く絶望的な状況に身を委ねていた。母国ドイツの降伏後、少女はその能力ゆえにもうひとつの母国、日本へと連行される。海中のあらゆる敵艦を探知できる新型機能(ローレライ)のコアとして。
また、誰もがそうであったように躊躇なく海兵の道を志願した少年は、生死の選択すら奪われた先の少女と戦地にて出会う。死ぬために生まれてきた自らの運命を疑うことすら知らなかったのに、少年は極限状況の戦闘を目のあたりにして、生き抜く真の勇気を見いだす。そして根深く支配された絶望の深淵から少女を救い出す決意をした。
生き続けることに絶望していた時代、生きる希望を求めて、新型索敵装置(ローレライ)を搭載した戦利潜水艦≪伊五〇七≫は、自らを押し包む歴史に対して、今、戦いをはじめる。
時代に翻弄されながらも、小さな愛を育む主人公の姿を通じて、“あの時”を境に日本が亡くした“何か”を問いかけたい。
閉塞された状況の中で人間が追い込まれれば、そこにドラマが生まれます。これは、まさにストーリーの王道で、団体旅行と個人旅行が同じ部屋の中で展開されるようなものだと思います。しかも、逃げ場がない海中が舞台なので、そこには色々なサスペンスが生じます。
役者に関しては、役所広司、妻夫木聡、フジテレビ作品としては「ウォーターボーイズ」でも水中に潜りましたが、来年は海上保安庁職員の活躍を描く「海猿」で水深30メートルから50メートルまで潜ります。そして「ローレライ」では水深200メートルから300メートルまで潜ります。このように段々深くなってきました。
□ ローレライ プレミアム・エディション (初回限定生産) □ ローレライ公式サイト
亡国のイージス
終戦のローレライ 上
終戦のローレライ 下
亡国のイージス AEGIS それはあらゆる邪悪を払う「無敵の盾」 戦国自衛隊1549 −敵は織田信長! 映画:ローレライ LORELEI 2005年3月3日公開 LIMIT OF LOVE 海猿 海猿−ウミザル 海猿 フジテレビが送る火曜日21時ドラマ ■ 海猿関連グッズはこちら