Microsoftのゲーム機Xboxの次期バージョン「Xbox 2」に付けられた開発コード名が「Xenon」であることを、Microsoft関係者が明らかにした。
楽曲再生などの機能を備える同新型ゲーム機は、これまでより幅広い顧客層から受け入れられるものと期待される。
またXbox 2では、IntelやNvidia製のチップではなく、IBMやATI Technologies、SISのチップを採用する点でも、現行のXboxとは異なる。同マシンの開発コード名は、これまで複数のゲームサイトで話題になっていたが、同社は今まで沈黙を守っていた。
世界最大のソフトウエアメーカー、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長(49)は6日、国際家電ショー(CES)が開催されている米ラスベガスで、同社の家庭用ゲーム機「Xbox」の次世代機について、「HD(高品位画像)の出力機能を備え、すべてのゲーム(ソフト)をHD対応にする」ことを明らかにした。
HDは日米などのデジタルテレビ放送で採用された高画質基準で、日本では「ハイビジョン」とも呼ばれている。マイクロソフトは次世代ゲーム機にこの基準を全面採用することで、臨場感のあるゲームの実現を図る。また、ゲイツ会長は次世代機では、オンラインゲームを充実させる考えを示した。