今年1月に火星に着陸した米航空宇宙局(NASA)の無人探査車オポチュニティーが最近、“洗車”され、砂塵(さじん)による太陽電池の電力低下から回復していることが明らかになったそうですが、火星で雨でも降ったのでしょうか?でも雨でも酸性雨で溶けてしまいそうですね。
今回の”洗車”は、風や霜などによる可能性もあるそうですが、原因は不明(確かに!判ったらそれはそれで凄い)。この情報は、英科学雑誌ニューサイエンティストの最新号に掲載されているようです。 科学雑誌ニューサイエンティストによると、電池の電力供給力は、最初の数か月で1日あたり約500ワット時にまで低下したようですが。現在は着陸時と同じ900ワット時以上に戻ったということです。 なぜ”洗車”と言っているかと言えば、探査車搭載のカメラ撮影で太陽電池パネル上のホコリが除去されている状態が確認されたというのが理由だそうです。しかし、別の場所に着陸した無人探査車スピリットは電力低下したままで洗車してもらえなかったと言うのは残念です。 しかし、1年近くたった今でも火星に居る無人探査車と交信が出来ていることの方が凄いとおもうんですが。。
火星で火山活動継続、噴火可能性も…独など研究チーム
火星では1?2億年前まで活発な火山活動が続いていて、今後も噴火する可能性があることが、独ベルリン自由大学などの国際研究チームの観測研究で明らかになった。 火星の火山活動は10?15億年前に停止したという定説を覆す成果。最近の探査では新しい時代の噴火と見られる地形の存在が指摘されていたが、今回の大規模な観測でそれが決定的となった。23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 研究チームは欧州宇宙機関の火星探査機マーズ・エクスプレスに搭載した高解像度ステレオカメラで地形を分析。カルデラの中に落ちた隕石によるクレーターの数から、カルデラの形成年代を割り出した。 その結果、北半球のタルシス高地とエリシウム平原にある5つの火山のカルデラは、38億年前から1?2億年前まで断続的に続いた噴火跡であることが分かった。高さ22キロ・メートルの太陽系最高峰オリンポス山は1?2億年前に形成された5個の山頂カルデラを持ち、さらに斜面には240万年前の噴火跡とみられる溶岩流もあった。研究チームは火山活動はまだ続いているとみている。 ■ NASA Mars Exploration Home 火星探査車オポチュニティ 6年目の火星滞在!しかも現役活躍中… 火星探査機オポチュニティ 5年目の大活躍! 火星探査機スピリット 5年目の活動、火星の土に車輪取られて立ち往生 火星探査機 4年目の危機…活動限界! 火星探査機 4年目!スピリッツとオポチュニティーまだ活動中・・ 火星探査機 3年目!火星は住みやすい?NASA 火星探査車オポチュニティー火星滞在3年目 火星の「青い」夕暮れ…NASAが画像公表 火星探査機 2年目オポチュニティーはまだ活動中・・巨大クレーターを撮影 火星探査車 オポチュニティーが火星の砂丘で立ち往生 火星探査車 オポチュニティー 火星滞在1年半で隕石を発見!これってすごい事? 火星探査車 オポチュニティー1年目の試練 “洗車完了” 太陽電池の電力が回復 火星探査車 火星に到着!「砂丘」を探査車オポチュニティーが撮影
火星探査機が行方不明!NASAが最新鋭機で捜索! NASA火星探査車「2年目」火星の1年間(地球の687日)継続 NASA火星探査機「マーズ・リコネッサンス」打ち上げ成功! 99年に行方不明の火星探査機、火星の南極付近で発見 欧州の火星探査機、マリネリス渓谷の画像を送信 火星は670地球日