そのほか、サイドボタンを1秒以上押すだけで音量約80dBのアラームが鳴り響く「ワンタッチアラーム」、128kbpsのAACフォーマット対応で、端末を閉じた状態でも連続再生や音量調整などが行える音楽再生機能などを搭載。メインディスプレイは約2.2型のQVGA液晶、サブディスプレイは約0.9型(30×97ドット)のモノクロSTN液晶で、内側カメラは有効画素数32万画素のCMOSカメラだ。
本体サイズは100(H)×48(W)×25(D)mm、約122g、連続待受時間は約550時間(静止時)/約400時間(移動時)、連続通話時間は約140分、連続テレビ電話時間は約95分、対応する外部メモリはminiSDカード、本体カラーはホワイト/ピンクゴールド/ブラックとなっている。
さらに、OSはF700iがSymbian OS、N700iとP700iがLinux、SH700iがμITRONをそれぞれ採用、ソフトウェアとしては901iシリーズのものをそのまま流用して開発コストを圧縮するなどして、実際の販売価格も90xシリーズより低価格にできた、という。
700iシリーズ共通の機能としては、「キャラ電」にも対応したテレビ電話機能、メモリカード内の音楽ファイルを再生できる音楽再生機能、最大500KBの「着うた」「着モーション」対応、HTML形式でのメール作成、表示が可能な「デコメール」機能、メガピクセルカメラ搭載、「Gガイド番組表リモコン」搭載、QVGA液晶搭載、Flash対応、といった機能を備えており、この辺りは90xシリーズを踏襲。「本当に使いたい機能を絞り込んだ」という。
大きな違いとしては、iアプリが「506iシリーズ同等」であり、900iシリーズから対応した、コンテンツサイズ(JAR)、データ記憶領域(スクラッチパッド)が合計500KBという大型の「パワーアップiアプリ」は利用できない点が挙げられる。また901iシリーズで共通機能として搭載された「3Dサウンド」機能が省かれたほか、カメラも2メガ、3メガといった、90xシリーズで使っているような高画素のものは搭載しない考え。同様に、小型化、コストなどをふまえて、非接触ICを内蔵するFeliCa機能も今回は見送られた。
そういった機能の削減によって、コストダウン、端末の小型化が実現。901iシリーズ全体の平均では、体積が106cc、重さが127gだったところを、700iシリーズではそれぞれ97cc、114gまで下げた。2月4日発売のP901iの約104gが現在の最軽量FOMAだが、P700iではそれを下回る約102g(予定値、以下すべて同)を達成した。
ドコモでは700iシリーズについて「スタイル」「コンパクト」「パフォーマンス」をコンセプトに掲げており、「親しみがあり、自分流のスタイルで持てる」(同)ことを強調、今までFOMAへ移行してこなかったユーザーの取り込みを目指す。端末コストが下がったことで、FOMAの高速な通信速度を利用したコンテンツの利用者を拡大し、「FOMA」としての競争力を向上させることが、今回の700iシリーズの狙いだ。
『F700i 』
FOMA 90xシリーズから機能を削減して低価格化を目指しつつ軽量化を図るなど、FOMAのさらなる普及を目指したモデルとなる。「F700i」「N700i」「P700i」「SH700i」の4モデルが用意され、まずF700iが2月10日から発売される。その後、今年度中に全モデルの販売が開始される予定だ。すべて価格はオープンプライスだが、実売価格はいずれも2万5,000円前後が見込まれている。
FOMA F700i
F900iT、F900iCと個性的な端末を次々とリリースする開発力を発揮しています。
現行の機種でもFOMA端末の中でNo1の機敏な動作をすると言われているので期待できます。
基本機能
・最新の「Symbian 8.0」搭載端末
・音楽再生プレーヤー機能 iTunes対応のプレイヤー内蔵
・着うた&着モーション メール連動設定可能
・Felica機能搭載
・指紋認証
・ステレオスピーカー搭載
デザイン
・普通の折りたたみスタイル
・突起アンテナ付き
・2.2インチ 262,144色 QVGA TFT液晶 (240×320ドット)
・09インチ 2色 モノクロ液晶
カメラ機能
・有効画素数204万画素CCDアウトカメラ (最大解像度 1,224×1,632ドット)
・有効画素数31万画素CCDインカメラ (最大解像度 480×640ドット)
・QVGAサイズ動画撮影&再生対応 最大25fps
・連続予測変換対応
(ダウンロード辞書)
・64和音着メロ対応(PCM音源)
・受信メール保存件数 最大1,500件 送信メール保存件数 最大200件
・着メロ保存件数 最大500曲
・iアプリ保存件数 最大200件
・静止画保存件数 最大1,000枚
(カメラ撮影とあわせて)
・着うた、着モーション、iモーション保存件数 最大200件
(カメラ撮影と合わせて)
・高さ104×幅51×厚さ26 重量 約122g
・連続待受時間 約550時間 移動時約400時間
・連続通話時間 約140分 連続テレビ電話時間 約95分
・カラー ホワイト/ピンクゴールド/ブラック
今後のロードマップでは、04年末に FOMA 901i シリーズに移行して、その後、FOMA投入スケジュールは年2回というペースで発売され、FOMA 901iの後継機種は「 FOMA 901iS シリーズ」となる予定との事です。
基本機能
FOMA 901i シリーズから充電器の仕様を”やっと”統一
一部機種にFelica非接触ICを搭載
FOMA 901i 着うたをメールにやっと!設定できるようになる?
定額時代に対応して、アプリ、Flashの大容量化
デコレーションメールの強化により利用しやすく?
メガピクセルフォト送信※
メール添付容量を大幅に拡大、最大500KBのファイル添付が可能になる?
メガピクセル画像や、より高画質・長時間iモーションを送信できるようになる。
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