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December 10, 2004 space
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愛・MATE Windows Mobile 2003 日本初登場!

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 KDDIから、なんとOSにWindows Mobile 2003 SE for Pocket PCsを搭載した端末が出てきましたが、実はこれ、2005年3月から愛知県で開催される「愛・地球博」のパビリオンで使われる情報端末なので、一般に市販されるものではないのです。しかもメーカーは富士通製とKDDIにはなじみの薄いメーカーですので、これがいきなり携帯キャリア=auの端末とは成りそうにありません。

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 しかし、機能は満載で、ある意味これが普通に使える携帯電話なら楽しいかも・・・と思ってしまいました。まぁOSは何でもいいんですが。
 
 
aimeite01.jpg  この端末の通信手段として無線LAN、Bluetoothを備えていて、愛・MATEを利用できるパビリオン「日本館」ではVoIP網が敷設される予定で、無線LANは主にその無線端末として用いられるそうですので、携帯電話と言うよりも構内IP電話ですね。Bluetoothの方は主にヘッドセット用に用いられるということで、これは今後ブレークのキーワードでしょう。
 
 
 本体には、Vodafoneの三菱端末に搭載されたような傾斜センサーを内蔵していて、本体の向きを自動的に判断して、上に向いている方向に合わせて、画面表示を上下左右回転して表示するなど、ギミックも搭載しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレンジはフルブラウザを搭載、ブルーはミューチップの読み取り機になる

愛・MATEオレンジ、愛・MATEブルー共通の特徴 OSはマイクロソフト社のWindows Mobil™ 2003 Second Edition Software for Pocket PCs (注1) を採用した汎用性の高い技術仕様 博覧会を意識した従来のPDAや携帯電話にない先進的でユニークなボディデザイン、ユーザーインターフェース

愛・MATEオレンジのみの特徴
第3世代携帯電話 (3G) ネットワーク通信機能を内蔵したPDAとしては国内初
auのCDMA 1X WIN、無線LAN 、Bluetooth などの複数の無線通信手段の利用が可能
PCの環境をモバイルで利用可能なフルブラウザ、メーラー、アドレス帳を搭載
端末管理システムとの連動により、アドレス帳のオンライン登録などが可能


 本体のカラーで機能を分けると言う業も使っていて、オレンジ、ブルーの機能的な違いは、本体上部のCFスロットに、オレンジはスロット部にCDMA 1X WINの通信カードが入っており、音声通話、Webブラウズやメールの読み書きができるそうです・・・・うっ?CDMA1X WINの通信端末入れると使えるとは何ちゃって携帯に化けることも可能ということですか。。ほう!
 
 
 肝心のパビリオンのサービスとしては、展示内容や館内の注意点を、端末の位置に合わせて流す機能を持っている。目の不自由な人へは音声で、耳が不自由な人へは文字や画像で、外国人向けに英語と画像で情報が提供されるなど、現代のサービスとして思いつくフル機能を提供できるようです。

 
 
 Windows Mobileを採用した理由

 さて、なぜWindows Mobile 2003を採用したか?ですが。この理由について、KDDIは

「普通、携帯の開発というのは、例えば『着うた』など機能を先に決めてそれを実現できるハードを作るが、今回は逆。PCのように何でもできるハードを作り、あとでどんな機能でも追加できる“パソコンのような”端末にしたかった。そのためにWindowsを選んだ」

としています。。なるほど、短期間で収益よりもスピード重視の開発を行う場合には、ある意味有効な手段として汎用OSを選んだと言う事でしょうか。

aimeite.jpg


 LINUXやSymbianではなくWindows Mobileを選んだ理由として

「Windows(Mobile)は開発の歴史が長く、経験者も多い。OSの選定にはほとんど迷わなかった。今回、開発期間が10カ月程度で済んでいるのはWindowsを選んだから」
 この話からも、要するに開発元の富士通社内でも、携帯電話の部隊とPDAの部隊があって、それぞれ得意な(ノウハウの蓄積のある)プラットフォームがある訳ですから、今回の場合はPDAの部隊ががんばって携帯電話に近いサービスを実現させてきたと言うところでしょう。。




 
 デザインは富士通のデザイナーが行ったが、au design projectを率いる小牟田啓博氏が監修として参加した。商用端末ではないということですが、ニュースソースをみていて、面白いな!さすが小牟田さんと関心したのが、本体のデザインではなくて、待ち受け画面の表示部分です。。





imate_machiuke.jpg 

 画面は「金魚」を含め、全部で3種類が用意されていて、「カラーチップ」は中央の全円で時計を表現、上の半円の半径でバッテリー残量が、下の半円の半径で電波の強さが分かるデザイン(左)。「ドットグラフィックス」はデジタル時計をドットで表現しており、画面の左半分が赤くなるとバッテリー残量が少ないことを、右半分が赤くなると電波が弱いことを示すそうです。。。なんかいいでしょ。


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HOMENews Blogsmobile | December 10, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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