「Vodafone 702NK」の正式なメーカーの名称は「Nokia6630」で、既に海外でも販売されているSymbian OSをベース端末を、日本語化したものになります。
機能は必要十分な条件を備えているようですが、外国人助っ人のように強力なラインナップを組むためのものというよりも、大量に安く仕入れることがメリットとされてしまったようです。。。
130万画素のCMOSカメラを搭載していて、W-CDMA/GSMデュアルネットワークに対応した端末なので。、海外でもつかえるメリットと日本にないデザイン、Bluetooth ® 、ミュージックプレイヤー機能辺りが売りでしょうか？
「着うた/ロングバージョン」、国際間のテレビ電話機能「TVコール」、大容量メールの送受信、大容量アプリ「メガアプリ」、ストリーミングサービスといったサービスが海外からも利用できるようです。
Vodafoneが先に発表した、3G端末が利用できるパケット料金定額制サービス「パケットフリー」に対応していますが、海外から利用する際には定額ではなく、現地のローミング料金となってしまうので、お気をつけください。。
このほか、専用ソフト「Nokia PC Suite」を介してパソコン内の予定表などとデータを同期できる機能や、Bluetooth機能、付け替えカバー「Nokia Xpress-on Cover」をサポート。また、POP3/SMTPでのパソコン向けEメールが利用できます。
W-CDMA、GSMともに連続待受時間は約260時間で、連続通話時間は約190分（GSMでは約360分）。大きさは約60×110×21mm（幅×高×厚）で、重さは約127g。ボディカラーはアルミニウムグレイ、ボルドールージュの2色。
□ http://www.yamaguchi.net/archives/000163.html">Nokia 6630 世界最小の3Ｇ携帯発表に詳細は記載していますが、このNokia6630であれば、カラーディスプレイ上のリアルタイム・ビデオ・ストリーミング（要するにデスクトップTV電話）が利用できますし、Bluetooth ® を使ったキーボード入力も可能になるオプションが用意されています（英語キーボード）
正直、6630端末よりも7600端末を日本のVodafoneから発売してくれたらと期待していたので、残念です。。。しかし多くのガジェット好きにはメリットも沢山ありそうです。
契約にあたっての注意点
着うた／ロングバージョンやメガアプリ、MMSなどの新3Gサービスを利用するに当たっては、ボーダフォンショップなどで利用登録を行う必要がある。例えば「702NK」の端末のみを購入し、「V801SA」や「V801SH」で使っていたUSIMカードをそのまま差しても、音声通話とSMSのみしか利用できない。
また新3Gサービスの利用登録を行ったあと、旧3G端末にUSIMカードを差しても、音声通話とSMSのみしか利用できなくなる。WebアクセスやEメール送信も行えなくなるので、注意が必要。
Webの表現力が向上〜当初はアクセスできないコンテンツも
大きく変わるのは、コンテンツの仕様だ。ボーダフォンライブ！のWebサービスは、MMLまたはXHTML Basic対応からWAP2.0に仕様が変更される。それに伴い、1ページあたりの容量が300Kバイトに拡張され、Macromedia Flash Liteにも対応するなど表現力が向上している。
ただ従来のPDCや3G端末用に作られたサイトは新端末から閲覧できず、コンテンツプロバイダ側がWAP2.0に書き換える必要がある。その対応が済んだコンテンツが閲覧できる。
PDCや従来の3G向けのコンテンツは約3000あるが、新3Gサービスで当初提供されるコンテンツは約1000。今後順次対応を進めるとしているが、当初は従来機種で契約しているコンテンツのすべてが新3Gに対応しているとは限らない。
なお従来契約していたサイトで、新3Gへの移行に伴って閲覧できなくなったものは、自動的に解約処理される。
裏技
ダイビングと水中写真さんの最新情報に702NK レビューとして記載されていましたが、なんと自作で着信連動する「着うた：着オーディオ」が作れるそうです。。。
１： iTunesをダウンロードしてインストールする(DL)
２：iTunesにmp3を登録し、[編集]→[設定]→[インポート]の「インポートの方法」を「AACエンコーダ」に変更する。（音質設定は自由に変更して良い）
３：再生したい曲を選択し、右クリック→[選択項目をAACに変換]
４：AAC化されたファイルが作成されるので、それを適当な場所にコピー
５：コピーしたファイルの拡張子「m4a」を「3g2」に変更する
６：702NKをUSBケーブル等で接続してからNokia PC Suiteを起動し、[ファイルの転送]を開く
７：PCと702NKを接続してNokia PC SuiteからNokia Phone Browserを起動し、先ほど作成した.3g2ファイルを[\Nokia Phone Browser\Nokia 6630\電話機メモリ\Nokia\Sounds]または[\Nokia Phone Browser\Nokia 6630\Memory card\Sounds]フォルダにコピーします。サブフォルダを作成してもOKのようなので、私はRS-MMCカードのほうにSounds\{アーティスト}\{アルバム名}\*.3g2という感じでファイルを配置しています。
８：702NKでメニューキーを押し、[ギャラリー]-[サウンドクリップ]を選ぶと先ほどの着うたが表示されます。そのまま聞くこともできますし、[オプション]-[着信音に設定]で着うたとして登録することもできます。
これはVodafoneが決めた仕様なのでしょうか？レコードレーベルも同意しているとはとても思えませんし、案外これが原因でVodafonとレコードレーベルが訴訟でも起こしそうな問題になるのでは？と思ってしまいます。。
東京では、ボーダフォンの3G冬モデル第1弾となるノキア製「702NK」の販売が開始されて、価格は、新規15,540円、機種変更は16,800円（2年以上）と、手頃な価格帯ですが、もっと激安かと思っていた割には、普通の値段でスタートとなったようです。この値段で新規ならば、海外行かないし今ならauのタルビー買ってしまうかも・・・・
