今の時代に??と思う記事が、CNETに掲載されていました、USの話ですが、「Microsoftが、MSN スペースというブログサービスを始めたが、このサービスを利用する一部のユーザーの間で、新しいゲームが盛り上がっている。」と言うのです。 検閲に対抗するチャレンジャー募集でしょうか? このゲームとは、MSNがユーザーが投稿した記事を検閲していて、『掲載不可になりそうなワードをいかにすり抜けるか』、というものだそうですが、いつの時代の話だと思います?今現実インターネットの世界でおきている話だと誰も信じてもらえませんよね。。
USの人気ブログサイトのBoingBoingが、MSN Spacesでは、Microsoftが不適切と判断した言葉を含む特定のブログタイトルやURLを拒否しているという。しかし、多くの検閲ツールがそうであるように、Microsoftのこのツールも完璧ではなく、BoingBoingによると、最も見え透いて下品な言葉はどれもMicrosoftの同ツールに引っかかるという。
だが、多くのユーザーにとってこのゲームが面白いのは、一見無害に思える言葉--たとえば、「tit for tat」(しっぺ返しの意:「tit」は単独では「乳首」を意味する)--に似たトリッキーなタイトルのブログが、Microsoftの検閲フィルタを通過してしまうことだそうですが、日本語ならどうなるんでしょう? 下品な名前のブログで、MSN スペースの検閲を出し抜くのは面白いことかも知れない。だが、これはまた伝統的に自由でオープンなブログの世界と、Microsoftのような企業の採るアプローチとの間に、緊張が生まれていることを示すものでもある。としていますが、そもそも何のためのブログサービスなのか判っていて提供しているのでしょうか?記事一つにしても閲覧していると言うことであれば、自分が写した写真であっても、掲載の際には基本的にどんな物でも著作権がありますので、これも掲載させないと言うことでしょうか? 「ブログ上で自由に発言できないのなら、わざわざブログを書く意味などない」とBoingBoingは指摘していますが、その通り!その記事を書く人の意見や感想をどう反映させて描き出すのかが意味があって、ブログを日記としか捉えていないMSNにブログを提供する価値はないと思えてきます。
このような緊張は、Microsoftのブログコンテンツに対するアプローチにも顕著だ。ライバルのBloggerなどとは異なり、MSN Spacesは新規ユーザーに対し、Microsoftが自らのブログを「使用、複写、頒布、送信、公に展示、公に上映、複製、編集、修正、翻訳、書式変更する」ことを強制的に認めさせている。
このような話は、USや海外の話ではなくて、日本国内で展開されているMSNスペース(MSNの空箱)も。12月2日から正式にサービス開始されましたが、海外と同様にMSN検閲があるのご存知ですか?日本国内では、システムだけじゃなくて「魔法のiらんど」を運営するティー・オー・エス(TOS)と共同で運営されていて、裏でTOSが記事を検閲しているんですよ、きっと。。
日本でのサービスでは、テキスト、画像含めて10MBに制限されたディスク容量スペースが用意されていて、機能面ではトラックバックやコメント、RSSフィード、閲覧しているブログのURLをメールで送信できる機能が使えるそうですが、ユーザーによるHTMLタグの挿入などはセキュリティの観点から対応せず、アフィリエイトなども利用できない。 などなど、単なる場所貸しですね。。
テンプレート数がベータ時には7種類だったものが31種類に拡張され、サイドバーなどのレイアウト変更が可能になったそうで、プロフィールやバックナンバーといったモジュールをドラッグ&ドロップで追加・削除できるようになった。