UKのBBCが11月30日に報じた内容は、驚く記事が掲載されていました。公表された調査結果によると、『帰宅途中でラッシュに巻き込まれた人は驚くほど強いストレスを感じる』という内容なのですが、これが、『臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じる』と言うのです!!マジですか・・戦場に行くよりも満員の通勤電車で行き来する方が生命の危険をストレスとして感じている??
さて、この調査を行った心理学者のDavid Lewis氏いわく、125人の通勤者の心拍数および血圧と、トレーニング中のパイロットや警官のそれとを比較した結果、通勤者の感じる不安は状況をコントロールできないためにいっそう悪化することがわかった、としています。
「機動隊員や戦闘機のパイロットは、目前の出来事によって引き起こされるストレスに対して何らかの対応がとれる。一方で、特に電車を使って通勤するサラリーマンは何の対策も打てない。両者の違いはそこにある」
まず、その原因として、 ・時差通勤する余裕もなく一番混雑する時間帯に乗車する。 ・新入社員同士が連れ添って出社する。(寮からの出社というのも理由でしょう) ・数人が固まって乗車するので、空いたドアから乗車するということをせず、並んだドアから無理やり乗車する。 ・乗車しても話をするために、ドア付近に固まる傾向があり、他の乗降客の邪魔になる。 などが原因らしい。