ヨーロッパ限定で「Make LOVE not SPAM!」と題したスパム対策キャンペーンを行っており、その中でスパム対策ツールとしてスクリーンセーバを配布している。このスクリーンセーバが起動すると、スパムのソースサイトに対してHTTPリクエストを発行し、さらにリクエストはスパムを製品の宣伝に利用しているサイトのデータベースへと送られる。
動作中は、リクエストを発行している様子がマップで表示され、その効果や他のユーザーの参加状況が表示される。また、Make LOVE not SPAM!のサイトでも、「1.92GBのトラフィックで-85%」というように、スクリーンセーバを使ったキャンペーン効果のデータが示されている。
一方、ヨーロッパ限定だったMake LOVE not SPAM!キャンペーンが次第に知られるようになり、同時に「Make LOVE not SPAM!スクリーンセーバはDDoS(Distributed Denial of Service)攻撃であり、いかなる目的であっても認められる手段ではない」というような批判が増えている。