?お金と自由をもたらす8つの習慣−著者に関する批判は多数ありますが、逆に支持する声も多い。両面から話題になった点で、著者の言うような方法で、この本自身が大変成功した事例を示していると思います。
本書の内容については、主流の成功法則から著者自身がいろいろ学んだ結果であろうが、あえて「非常識」と言うタイトルづけることで、オリジナリティを印象づけている。しかし、中身は、軽いタッチの読みやすさときわめてまともな内容を言っていることで、多くの人の支持を得たのではないかと思います。
私の印象の残った表現は、「悪」の感情のエネルギーを利用し、まずは「心」よりも「金」に優先順位を置け・・・心と私欲のバランスの置き方について、どこかで使えそうな、おもしろい表現だと思った。(しかし、あとで、「心」を切にしなければならないことを著者はしっかりフォローしている。)また、自分の夢の見つけ方・・・これもいろいろな方法がいろんな本に書かれているが、著者の、「まず、やりたくないことを書け」も、おもしろい方法だと思いました。 主体的な生き方についてまじめに考えようとする人が、(手の届きそうな雰囲気を与える)著者の考え方を知り(結果、批判もしながら)、自分自身の考えの参考とするのに手頃な本なのではないかと思います。
『あなたの会社が90日で儲かる!』『口コミ伝染病』などで知られる実践マーケター神田昌典による、ひと味違った成功法則。 著者は、大学卒業後、外務省に入省。その後ペンシルバニア大学ウォートンスクールでMBAを取得し、コンサルティング会社、外資系家電メーカーを経て、現在のコンサルティング会社を設立した。本人の体験や3000社にのぼる顧客企業の成功事例などをもとに、ありきたりの成功法則を否定し、凡人が成功するために必要な心構えや行動について、意見を述べている。 本書は、誰もが持っている「悪」の感情のエネルギーを利用し、まずは「心」よりも「金」に優先順位を置くことをすすめる。通常の道徳観からはタブーとも思われるような論が展開されているが、著者自身がこの「悪」のエネルギーを利用して成功しているだけに説得力がある。成功した人のきれいごとではなく、多くの金持ちが実践しているやり方を、ありのままに語っているところに特徴がある。 「目標は紙に書くと実現する」「やりたいことを明確にするためには、やりたくないことを明確にしなければならない」「自分でレールを敷く人と、他人にレールを敷かれる人では、人生のスピードが大きく変わってくる」など、常識の盲点をつく言葉に目を開かせられる。成功者たちがこれまでおおっぴらに語らなかった成功法則が参考になる。
目次 序章 成功は「悪の感情」から始まる 第1の習慣 やりたくないことを見つける 第2の習慣 自分にかける催眠術 第3の習慣 自分に都合のいい肩書きを持つ 第4の習慣 非常識的情報獲得術 第5の習慣 殿様バッタのセールス 第6の習慣 お金を溺愛する 第7の習慣 決断は、思い切らない 第8の習慣 成功のダーク
序章 成功は「悪の感情」から始まる 第1の習慣 やりたくないことを見つける 第2の習慣 自分にかける催眠術 第3の習慣 自分に都合のいい肩書きを持つ 第4の習慣 非常識的情報獲得術 第5の習慣 殿様バッタのセールス 第6の習慣 お金を溺愛する 第7の習慣 決断は、思い切らない 第8の習慣 成功のダーク
神田 昌典