DDIポケットは,来年以降に発売予定の新コンセプト端末「ジャケットフォン」を参考展示した。 ジャケットフォンは,決められたインタフェースを持つ端末に10円玉大サイズの通信モジュールを差し込むことで,通信機能を持たないハンドセットや音楽プレーヤーなどをPHSとして利用できるようにする。
ジャケットフォンのコンセプトは,通信モジュールと端末固有の機能を分離すること。PHS端末のノウハウのないメーカーでも端末開発に参入しやすくする狙いがある。今回の発表では,NTTドコモの「premini」よりも小さい超小型ハンドセットや,メール送受信機能にこだわった手書き入力対応の携帯情報端末(PDA)型端末などが展示された。
特に目を引いたのは,音楽プレーヤー型端末。PHSの定額・常時接続サービスを使うことで,インターネット・ラジオや音楽配信サービスが利用可能になるという。他に腕時計型の地上波デジタル放送対応端末や,PHSの位置情報機能を利用した腕時計型の位置情報ユニットなどが並んだほか,10円玉大サイズの通信モジュールも展示された。
DDIポケット「Dポケ」も来春には「WILLCOM」と名前を変えて、KDDIグループでの縛りなくなり自由なビジネスを展開できるようになるので、案外PHSの潜在能力が発揮されて携帯ビジネスを食ってしまうかもしれません。。コンセプトモデルのような機種が発売されると、またいろんな意味で楽しくなりますね。