いよいよ、まともなP2Pサービスが始まりそうです。しかも映画と並んで権利にうるさい音楽業界の大手SONY BMG/Universal/Warnerが協賛して準備をすすめているとの噂・・・さてアップルがはじめて風穴の開いたネット配信ですが、次のステップとして直接購入するP2Pがはじまるのか。
米Wurld Mediaが準備を進めているP2P(Peer-to-Peer)ネットワークを利用した音楽ファイル交換サービス「Peer Impact」に対して、大手レーベル会社と楽曲提供に関する契約を結んだことを明らかにした。来年初めより正式サービスの開始が予定されている。 Peer Impactは、音楽ファイルやビデオを中心としたデジタルコンテンツの共有を合法的に可能にするサービスとして紹介されており、現在はβテストの最終段階に入っているという。 ネットワーク上では正規のライセンスを受けたコンテンツのみ利用できるとされ、ファイルの共有などに応じて、アーティストやレコード会社などへ一定の金額が支払われる仕組みになるようで、低コストでコンテンツ配信が行える革新的なプラットフォームの確立が目指されているという。 今回の発表で、SONY BMG Music Entertainment、Universal Music Group、Warner Music Groupとの提携を発表しており、サービス開始時から充実した楽曲ライブラリの提供が期待される。 同社会長兼CEOのGreg Kerber氏は
「主要なレコードレーベルからの協力が得られたことを誇らしく感じている。コンテンツの配信に要するコストを最小限に抑えつつ、合法的なファイル交換サービスを提供するという点において、Peer ImpactはP2Pの世界に真の革命をもたらすことになるだろう」
なお、同氏は数週間以内にさらなる提携発表も行える見込み。 今後の展開にも注目ですね。。