本格的な消火機能を持つ「二輪消防車」が日本で初めて登場しました。その装いは真っ赤な車体の大型スクーターバイクで、赤色点滅灯やサイレンを備えた特別緊急車両仕様です。しかしバイクはカッコいいのですが、その服装は・・どうかと思いますが?
肝心の消化能力は、水タンクの容量は55リットル、噴霧での放水は最大約10分で、車両火災2台ほどなら消化OKという優れもの。250ccのスクーターをベースに日本機械工業が開発した特別車両。渋滞の激しい都心部での活躍はもちろん、被災地でもきっと役立ちそうです。全国に配置されるのでしょうか? 22日、1号機を導入した千葉県の四街道市消防本部では「無線機能も機動力もあるので、より早い情報収集もできるのでは」と話しているそうですが、震災時にも機動力の確保が一番重要になり、初期消火だけでもいち早く開始できるのであればと期待します。