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December 11, 2005 space
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花粉症対策サプリを冬から発売、春までに準備万端?

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アサヒフードアンドヘルスケアは、花粉症対策のサプリメント「アクティオ紫蘇シジュウム」を11月29日から発売する。同社の「アクティオ」シリーズのラインアップでは初めての花粉症対策品。
 
花粉症対策では定番の1つであるシソの実エキスと、昨年から配合した商品が増えているシジュウムが主成分。これに、アサヒビールが研究開発を進める、リンゴの未熟果に含まれるポリフェノール「アップルフェノン」と、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB群の一種であるビオチンを配合した。これで来春の花粉対策はばっちり?
 

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 シソの実エキスは、アレルギー反応の第一ステップとなるIgE抗体の産生を抑える。アレルギー症状を持つ20人を対象に行った臨床試験では、鼻の不快感やくしゃみの回数といった花粉症の諸症状を改善する効果が確認されている。
 
シジュウムは、アレルギーの原因物質となるヒスタミンの生成に必要な酵素を阻害する働きが、試験管レベルの実験で確認されている。
 
一方、アップルフェノンは抗酸化作用のほか、コレステロール値や中性脂肪値の減少効果が知られている。飲料や菓子に配合されるケースはあったが、花粉症対策のサプリメントに配合されるのは初めて。動物実験で、ヒスタミンの放出を抑制する効果が確認されているという。
 
各成分の配合量は、シソの実エキス末100mg、シジュウムエキス末500mg、リンゴポリフェノール(アップルフェノン)100mg、ビオチン300μg。20日分120粒入りで、価格は2680円。
 
2005年春の花粉症シーズンは、10年に1度の花粉大飛散が予測されている。今後も、花粉症対策サプリメントが続々と登場しそうだ。
 
 スギ花粉が大量飛散を予想。早めの対策で効果的な予防を。
 
 花粉症とは、ある種の花粉を吸い込むことで起こるアレルギー性疾患です。
 
春先は特にスギの花粉がアレルゲンになります。花粉というアレルゲンが発見されるまではこの病名はなく、春カゼの一種とされていました。ただ、枯草熱は古くから知られていました。枯れ草を積み上げたり、枯れ草の多い場所に来るとクシャミや熱が出ることからこう名づけられた病気です。
 
その後イネ科の牧草の花粉が原因であることがわかり、現在でいう花粉症であることがわかりました。今でも英語では花粉症のことを、hay fever(hayとは枯れ草)といいます。日本では、スギ花粉がアレルゲンとして知られていますが、ヨーロッパでは、イネ花粉が代表的なアレルゲンなのです。
 
さて、歴史を変えた花粉症といえば、ナポレオンがあげられます。ナポレオンはご存知のように、ロシア遠征で負け、それがきっかけで没落するのですが、彼が花粉症(当時の言葉では枯れ草熱)になっていなければロシアとの会戦(ボロジノの戦い)に勝っていただろうと思われるからです。
 
ボロジノの戦いは半日も続き、両軍約7万の死傷者を出した大会戦ですが、もう一歩押せばナポレオンが勝っていたという場面で、親衛隊投入の決心がつかず、敵の退却を許してしまいました。そのとき彼はクシャミ、鼻水が止まらず、「今こそが総攻撃のチャンス」という、部下の進言を冷静に受けとめられなかったのです。戦場となった地には枯れ草が多く積み上げられ、会戦によって宙に舞っていました。その時、ナポレオンを悩ませた症状は、風邪より枯草熱と考える方が妥当なのではないでしょうか。
 
当時、彼が花粉症の対処法を知らなかったことが残念です。もしこの対処法を知っていて、ナポレオンが会戦に勝っていたとしたら、トルストイの名作『戦争と平和』やチャイコフスキーの名曲『1812年』は生まれなかったともいえるのではないでしょうか?
 
  1)花粉症にシソ
 
 現在でも花粉症をはじめとするアレルギー疾患を根底から治す治療法はありません。いちばんの対策は、アレルゲンとなる花粉とできるだけ接触しないことです。マスクやうがいなどの物理的な対策が功を奏します。また、体調を整え、鼻や喉の粘膜をきたえることでかなり軽減させることができます。最近では、香りの野菜として古くから親しまれているシソに、アレルギーを抑える作用があるとして注目されています。シソの葉を食べるほか、しぼり汁を飲む、乾燥させてお茶として飲むなどの家庭療法が効果を上げています。
 
  2)シソの効果
 
 花粉症をはじめとするアレルギー疾患は、免疫反応によるものです。通常外から入ってくる異物に抵抗するシステムとして免疫反応が起こるのですが、この反応が過剰な状態がアレルギー性疾患なのです。シソに含まれるポリフェノールやフラボノイドには、過剰な免疫反応を抑制し、炎症を抑える働きがあることがわかってきています。もともと食材であるシソは、効果が穏やかで、眠くなるなどの副作用を心配する必要もないことから、花粉症の人の強い味方として人気を呼んでいます。
 
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