ヒトはいつから言語を用いたのか...。従来言語は進化の過程でもたらされたもので、警告や威嚇(たとえばサルの鳴き声など)が部族化それ、社会が形成されるにつれ、その部族、社会の共通の単語が生まれて言語が誕生したとされる。
しかし、近年の研究で、「バベルの塔以前、世界の人々は同じ言語を使用ていた」ことを裏付けるように、かつて「世界共通言語らしきもの」が存在していたという。そしてヒトが言語を使用するようになったのはごく最近のことだという。
「言語」の起源を探求のため、従来の言語学から離れ、「言語遺伝学」というものが用いられた。言語遺伝学とは、従来文字の使用は最初の文明シュメールの一番古い粘土板からして5000年とされてきたが、6000年という更に古い粘土板が同じ場所から見つかったことから、言語の起源を修正しようといったように、各分野の意見や立場を総合して、言語の起源を探究する分野である。
この方法によって言語の起源が1万2000年まで遡ったところ、今ある世界の様々な言語は、わずか数種類の「プロト言語」に帰着するのが分かってきた。
1万2000年前に成立した言語として、ヨーロッパ言語のプロト言語である「ノイトラティック」、東アジアのプロト言語である「ディーン、コーカシアン」、そしてアメリカ大陸のプロト言語である「マカリンド」の三つのプロと言語が存在していたことが明らかになった。そして今から1万2000年前というのは『旧約聖書』にも出てくる「大洪水」が発生した時期である。また余談であるが、その頃はムー大陸、レムリア大陸、そしてアトランティス大陸の三つの幻の大陸が存在していた時期とされる。
ではこの三つのプロト言語が「言語の起源」といえるのだろうか。更にその三つのプロト言語はどのように成立したのか...。という問題が浮上してくる。
1988年11月、ミシガン大学において、ヴィタリ・シェヴォロシュキンの主催により「言語と先史時代」と銘打たれた言語遺伝学会が開催された。そしてこの学会においても今から40万年前、「プロト・プロト・プロト言語」、つまり「世界共通言語」が存在したことが確認されたのである。
しかしそのプロト・プロト・プロト言語の成立がいつ頃なのかは分かっていない。ヒトの言語能力は、右脳と左脳に分裂した頃に言語能力を持ったという説もあるが、それでもまだ言語の起源はいまだ不明であり、また「バベルの塔」と話しとも結び付けたくなるが、そうすると言語は神、即ちアヌンナキが与えたのだろうか...。 オーパーツ OOPARTS : アステカの暦石(アステカカレンダー) オーパーツ OOPARTS : ピリ・レイスの地図 オーパーツ OOPARTS : ヴォイニック写本 オーパーツ OOPARTS : 水晶のドクロ オーパーツ OOPARTS : 黄金シャトル オーパーツ OOPARTS : 黄金に刻まれた文字 オーパーツ OOPARTS : 聖地バールベック オーパーツ OOPARTS : コスタリカの石球 オーパーツ OOPARTS : 人工球体 オーパーツ OOPARTS : 0.3ミリの穴と黄金のマスク オーパーツ OOPARTS : 古代電池 オーパーツ OOPARTS : アルミニウム製帯留め オーパーツ OOPARTS : アンデスの細工技術 オーパーツ OOPARTS : アショカ・ピュラー
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