スティーブン・キングの小説の代表的な映画
『キャリー』(76)原作
ブライアン・デ・パルマ監督の名作。思春期の抑圧されたエネルギーの大爆発は永遠のモチーフ。
『死霊伝説』(79)原作
呪われた町セーラムズ・ロットに甦る吸血鬼。TVシリーズだけどトビー・フーパー監督だし。
『シャイニング』(80)原作
スタンリー・キューブリック監督の名作。キング自身は不満足で後にTVシリーズを作ったが。
『クリープショー』(82)脚本/出演
キング初の映画用書き下ろし脚本で、監督はジョージ・A・ロメロ。2人のB級ホラー趣味が爆発。
『デッドゾーン』(83)原作
デビッド・クローネンバーグ監督、クリストファー・ウォーケン主演。未来を予見する超能力者の悲劇。
『クリスティーン』(83)原作
アーニー青年の愛車クリスティーンは独自の意志で暴走する。監督は鬼才ジョン・カーペンター。
『クジョー』(83)原作
狂犬病を発病していくセントバーナード犬クジョー。キング自身はアカデミー賞を取るべきと絶賛。
『炎の少女チャーリー』(84)原作
念力発火能力を持つ少女を当時7歳のドリュー・バリモアが熱演。監督はマーク・L・レスター。
『スタンド・バイ・ミー』(86)原作
ホラーではないキング小説をロブ・ライナー監督が映画化して大ヒット。キング自身もお気に入り。
『地獄のデビル・トラック』(86)監督/原作/脚本/出演
自らB級映画好きを宣言するキングが自作短編「トラック」を脚本化&監督して、その理想に挑戦。
『ペット・セメタリー』(89)原作/脚本/出演
死体を埋めると甦る禁断の墓地。だがそこから甦ってくるものは…。大ヒットして続編も登場。
『ミザリー』(90)原作
作家という職業ならではの恐怖もキングの得意分野。キャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞受賞。
『スリープウォーカーズ』(92)脚本/カメオ出演
吸精鬼母子を描くオリジナル脚本。トビー・フーパー、ジョン・ランディス、ジョー・ダンテらもカメオ出演。
『ショーシャンクの空に』(94)原作
アカデミー賞で作品賞、男優賞ほか7部門ノミネートの大ヒット作。服役中の囚人達の友情もの。
『黙秘』(95)原作
家政婦ドロレスは女主人を殺害したのか? キング自身が彼女を想定して書いたというキャシー・ベイツが主演。
『マングラー』(95)原作
巨大な圧縮機が人間を襲う短編「人間圧縮機」をトビー・フーパー監督、ロバート・イングランド主演で映画化。
『スティーヴン・キング/痩せゆく男』(96)原作/出演
ジプシーの呪いでみるみるうちに激ヤセしていく男を名手グレッグ・キャノムの特殊メイクで映像化。
『ゴールデンボーイ』(98)原作
ブライアン・シンガー監督が少年の悪への傾斜をブラッド・レンフロ&イアン・マッケラン共演で映画化。
『グリーンマイル』(99)原作
『ショーシャンクの空に』
脚本&監督のフランク・ダラボンが再びキングの非ホラー小説を映画化。
『ドリームキャッチャー』(03)原作
キング自身が自作ホラー小説の映画化作中で一番の成功作だと太鼓判。監督はローレンス・カスダン。