昨年、期間限定で公開され大好評により公開の延長された話題作「黄泉がえり」、今年度の邦画NO1ヒットを記録中の「セカチュー」こと「世界の中心で、愛をさけぶ」に続いて、“いま会い”が、また新たな切ない愛を描く、03年3月の発売以来、異例のロングセールスを続け、45万部を突破したベストセラー小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司著)が待望の映画化。悲しいながらも温かい涙と感動が胸に残る、優しく豊潤な純愛物語をスクリーンに紡ぐ。
本タイトルには、ある1つの仕掛けが隠されている。それが明かされるのはラスト。タイトルの本当の意味が分かった時、さらなる深い感動がアナタを包む。
妻に先立たれながらも6歳の息子・佑司(武井証)と2人で何とか幸せに暮らしている秋穂巧(中村獅童)。そんな巧たちの前に、一年前に逝ったはずの妻・澪(竹内結子)が梅雨のはしりのある雨の日に現れる。ただ彼女は、一切の記憶を失っていた。しかし巧と佑司はそんな澪を優しく迎え入れ、3人のちょっと不思議な共同生活が再び始まる。
記憶の戻らない妻に、自分たちの恋の歴史を語って聞かせる夫・巧。やがてふたりは「二度目」の恋に落ちる。そして佑司は「二度目」の母との触れあいに、抑えようのない喜びを感じる。
しかし、6週間後の雨の季節が終わりを告げるのとともに、澪は再び巧たちの前から去っていく運命にあった。
だが、それでも澪は巧と佑司の心に生涯消えることのない、ある宝物を残していくことになる……。
◆森の中(白州・尾白の森名水公園べるが)
映画のポスターにも使われている代表的なロケ地です。「べるがの森」は尾白の森に広がる自然公園内にあります。名水と森と人をテーマにした様々な施設があり、名水公園の森にたたずむ2つのゲストハウスと5つのコテージ。キッチンや研修スペースも利用できます。
◆所在地 :山梨県北巨摩郡白州町白須8056
◆交通案内
・電車:JR中央本線 小淵沢駅より タクシーで約15分
・車:中央自動車道 須玉ICまたは小渕沢ICより約20分
◆家族3人で雨の中歩くシーン(トンネル)
家族3人(澪・巧・佑司)が傘をさし、手をつなぎながら歩いていくシーンが撮影されました。家族愛・夫婦愛をテーマにしたこの作品の象徴的なロケ地となります。少しわかりづらい場所にありますが、この近くをお車でお寄りになる際は、少し探してみるのも良いかもしれません。
◆交通案内
八ヶ岳自然文化園から中央自動車道小渕沢IC方面へ、途中「大平」交差点を左折し、3kmほど直進。
「長坂小荒間」交差点を右折、約16kmほど直進して、大泉ラインを左に入る。
途中の平沢郁夫美術館の看板のある二叉路を左へ入り、約4km。「パイの家」からあと1.4kmほどのカーブ横の森の中です。
◆澪のお墓(八ヶ岳自然文化園)
1年前に亡くなった妻・澪のお墓の前で、巧と佑司が手を合わせているシーンが感動的です。標高1300m、八ヶ岳の自然とふれあいをテーマに造られた、多目的レジャー施設、八ヶ岳自然文化園。四季折々の植物、景色に出逢え、その自然を思いっきり満喫できます。園内からは雄大な八ヶ岳の姿を間近に望め、目を移せば蓼科山、車山、北アルプスの姿も観えます。※現在お墓はありません。
◆所在地 :長野県諏訪郡原村17217-1613 (財)原村振興公社 八ヶ岳自然文化園
◆交通案内
・電車:JR中央本線・茅野駅下車→原村ペンション行き、又は美濃戸口行き バス40分→原村第2ペンションヴィレッジ(ペンション下)下車、徒歩5分
・車:中央自動車道(諏訪南I.C.)より約20分
◆倉庫のシーン
澪が巧・佑司と再開し、再び別れるシーンのロケ地です。現在、撮影当時のセットを残す方向で検討されています。決まりましたらお知らせいたします。
◆蓼の海:たでのうみ
6歳の息子 佑司が走っていく感動的なシーンが撮影されました。大見山のほとりにある「蓼の海」は豊かな森林を背景とした淡水の湖です。
こちらは蓼の海公園として整備されており、森林体験学習館、大見山展望台、フィールドアスレチックなどがあり、景色だけでなくいろいろな体験ができます。
◆所在地 :長野県諏訪市大字上諏訪字角間沢西
◆最寄の交通案内
・電車:JR中央本線 上諏訪駅
・車:中央自動車道 諏訪IC、霧ケ峰高原から約15分
■ 山梨県北杜市のヒマワリ畑が今、注目を集めている。
ロケがあったのは同市明野町のヒマワリ畑。約20万本が7月末に見頃となり毎年、17万人が訪れる。2人にあやかりたいと、市には、ファンらから数十件の問い合わせが相次いでいる。
魂を浄化し、さらに高揚させるようなORANGE RANGEによる主題歌「花」で、ただただ泣くしかない!
「いま、会いにゆきます」 あの六週間の奇蹟DVD
2004年秋に公開される、父子家庭に訪れた束の間の愛の奇跡を描いた市川拓司原作による感動作『いま、会いにゆきます』のサイドストーリー。美しく叙情的な風景をベースに、絵本とナレーションによって構成されたもうひとつの物語が展開する。
■ 原作:いま、会いにゆきます
■いま、会いにゆきますがコミックになった。。ご存知でしたか?
市川 拓司原作に、高田 靖彦氏がイラストを加えています。登場人物とかはかなり脚色してシンプルなお話にしてありますが、読み応え充分。こんなに早く単行本化されるのが映画化のせいもあるけど、けっこう感激。小説を読んだ方も、映画で泣いた方も、別の視点で読んでもいいと思いますよ。 >>いま、会いにゆきますビッグコミックス
■ 公式サイト:いま、会いにゆきます。