昨日、メキシコのプロモーターが2006年からメキシコがF1グランプリの舞台として復帰することを発表した。
1992年を最後にグランプリを開催していなかったメキシコだが、来年の1月からカンクン国際空港郊外に新しいサーキットを建設することになる。「我々はF1の重役たちとの話し合いを10月7日に完了した」と、スポークスマンであるルイス・シルヴェイラはコメントしている。
およそ320億円以上の建設費を費やして作り上げられた中国の上海インターナショナルサーキットとは対照的に、カンクンサーキットの予算は約80億円と言われている。
プロモーター側は2006年10月に復帰後初のメキシコGPが開催されると予想しているようだが、バーニー・エクレストンのアシスタントを務めるパスカル・ラトゥアヌドゥは、2007年から開催する可能性が高いと示唆している。
このサーキットのデザインも、セパン、上海、バーレーンのサーキットをデザインしたヘルマン・ティルケが手がける予定になっており、アルファベットの“M”の文字をベースとしたレイアウトを考えているようだ。