F1：ブラジルGP 犬が25分間独占のフリー走行！

　
　今日のインテルラゴスには本物の犬が紛れ込み、オフィシャルがその２匹の犬を捕まえようとしている間、セッションは中断された。その後はプラクティスも予選もスムースに進行された。

　一方、最近F1界の負け犬と呼ばれてしまったジョーダンＦ１は、来期をめぐる憶測など様々な噂に噛み付き＆噛みつかれているが、ニック・ハイドフェルドとティモ・グロックはミハエルシューマッハのエンジン交換のペナルティによって、それぞれ１つずつポジションを上げ、ワールドチャンピオンの前となる１６位と１７位から明日のレースをスタートする。

ティモ・グロック（ＥＪ１４／０２）　１８位　１分１３秒８２９

「昨日よりは多少マシになったね。最後のセクターでミスをしてしまったけど、プレ予選までにクルマからいくらか引き出すことができたんだ。予選ではミスのない良いラップだった。ボクはニックとは少し違った戦略を採っており、ボクらのタイムの差がそれを示していると思うよ。昨日は問題を抱えていたけど、今はセットアップに対して良い方法を見つけている。レースを楽しみにしているし、ボクらがポイントを獲得するチャンスが最大限になるからウェットになってくれることを願っているよ」

ジェームス・ロビンソン
レース＆テストエンジニアリングヘッド

「素晴らしい予選セッションだったし、ジョーダンにとっては２台がミハエル・シューマッハの前にいるというのは良いことだね！明日は雨になるという予報のもとでセットアップを妥協しているから、我々の素晴らしいブリヂストンタイヤを使うためにも我々の予報が当たってくれることを願っている」

我々は安定したブリヂストンタイヤを持っているが、雨の可能性もあるために明日はどういったコンディションに直面するのか分からない。しかし、ブリヂストンタイヤはウェットで素晴らしいため、我々は雨について文句を言うことはなかったし、それもまたチャンスだと考えている」