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October 24, 2004 space
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F1:ブラジルGP バリチェロが母国ブラジルでPP獲得!!

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 2004年F1最終戦ブラジルGP最終予選は、地元の注目を集めるフェラーリのルーベンス・バリチェロが見事にポールポジションを獲得、フロントローにはBMW・ウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤが続いた。3位にはマクラーレンのキミ・ライコネンが入っている。

 サーキットに詰めかけたファン全員の後押しを受け、プレッシャーを跳ね返してルーベンス・バリチェロがインテルラゴスでのポールポジションを獲得した。バリチェロにとっては2年連続のブラジルGPポール獲得となる。

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 気温28℃、路面温度41℃、空はプレ予選のときよりもやや明るくなったが、コンディションに大きな変化はない。まずはエンジン交換を行なっているミナルディのゾルト・バウムガートナーからピットアウトしていく。

 バウムガートナーのターゲットタイムは1分13秒550となる。次に出走予定となっていたジャンマリア・ブルーニはコースインしない。そのため、ジョーダンのティモ・グロックがコースへと出ていく。グロックのタイムは1分13秒502でわずか0.048秒だけバウムガートナーを上まわる。ジャガーにとって最後の予選となる今日、クリスチャン・クリエンは1分12秒211でここまでのトップタイムを記録する。ジョーダンのニック・ハイドフェルドは1分12秒829でクリエンからは0.618秒遅れる。

 日本GPを欠席していたブラジル人ドライバー、トヨタのリカルド・ゾンタは1分11秒974でトップタイムを記録する!ジャガーチームでの最後の予選となるマーク・ウェーバーは1分11秒665ですぐさまゾンタのタイムを上まわる!コンストラクターズチャンピオンシップ2位にわずかな望みを残しているルノーだが、ジャック・ヴィルヌーヴは1分11秒836でウェーバーに届かない。フェルナンド・アロンソは1分11秒454でウェーバーのタイムを0.211秒上まわる!ルノーのライバルとなるBAR・ホンダのジェンソン・バトンは1分11秒092で第2グループまでのトップタイムを叩き出す!

 第3グループ、まずはトヨタでの2戦目となるヤルノ・トゥルーリがコースへ。トゥルーリは1分11秒483でウェーバーのタイムを上まわる。ザウバーでの最終戦、昨年のブラジルGPウィナーでもあるジャンカルロ・フィジケラは1分11秒571でトゥルーリに続く。マクラーレンはキミ・ライコネンからアタックへ。ライコネンは第2、最終セクターでここまでのベストタイムを記録し、1分10秒892でトップタイムをマークした!マクラーレンでの150戦目、そして9年間の締めくくりの予選となるデビッド・クルサードは1分11秒750でライコネンから0.858秒も遅れてしまった。第3グループ最後の出走となったBAR・ホンダの佐藤琢磨はセクター2でここまでのベストタイムを記録するものの、1分11秒120でバトンからわずかに0.028秒遅れでここまでの3番手となっている。

 最終グループ、スターティングオーダーはラルフ・シューマッハ、ミハエル・シューマッハ、フェリペ・マッサ、ファン・パブロ・モントーヤ、ルーベンス・バリチェロとなる。まずはBMW・ウィリアムズでの最後の予選となるラルフ・シューマッハがコースへ。ラルフは1分11秒131でわずかながら佐藤のタイムには届かない。午前中のフリー走行でエンジン交換を行なっているため、10グリッド降格が決定しているミハエル・シューマッハは、1分11秒386でラルフのタイムから遅れる。母国ブラジルで躍進を誓うザウバーのフェリペ・マッサは1分10秒922でライコネンから0.03秒遅れの2番手タイムを記録する!4年間のウィリアムズ生活最後の予選となるファン・パブロ・モントーヤは1分10秒850でライコネンのタイムを上まわる!最後に登場となったブラジルのヒーロー、ルーベンス・バリチェロが観衆の後押しを受けてアタックへ!そのバリチェロは1分10秒646で2位のモントーヤを0.204秒引き離すトップタイムを記録する!

 ブラジルGP最終予選はルーベンス・バリチェロが見事なアタックでポールポジションを獲得、2番手には南米出身のファン・パブロ・モントーヤが続いた。3番手にはキミ・ライコネン、以下は4位フェリペ・マッサ、5位ジェンソン・バトン、6位佐藤琢磨、7位ラルフ・シューマッハ、8位ミハエル・シューマッハとなっている。

 ルーベンス・バリチェロ

「人生において信じられない瞬間だね。ゴーカートをドライブしていたときのように全力でプッシュしたし、フィニッシュラインを通過してこのポジションを勝ち取ることができた。良いプレッシャーだったし、観客から良いエネルギーをもらった。去年も同じポジションだったけど、ボクらは良いクルマを持っているから明日のレースでは一歩ずつ進めていくことが重要になると思う。明日はレースに勝つ良いチャンスがあると思うけど、まずは大きな一歩になったと思うよ」

 「(ミハエルのアクシデントについては)大きな衝撃だったが、幸いにもミハエルにダメージはなかった。でも、それによって彼はTカーに乗り換えなければならなくなったけど、まだレースにおいて彼には良いレースができる十分なチャンスがあると思う。でも、不運にも彼がポールをかけて争うことはできなくなってしまったね。正直言って、プレッシャーはすでになくなっているよ。自分のベッドで寝ることができるし、そうすることは大好きなんだ。家に帰ればいつもと同じ普段の生活が待っている。去年も良い準備ができていたし、今年も良い準備ができているはずだ。明日は勝利するためにベストを尽くすつもりだよ」

 ファン・パブロ・モントーヤ

「第1セクターは素晴らしかったよ。どこかでタイムを得れば、どこかでタイムを失ってしまうものだけど、残りの部分についても満足できるものだった。BMW・ウィリアムズでの最後のレースだから特に嬉しいし、4年間ボクのことをサポートしてくれたウィリアムズとBMWのスタッフに感謝したい。明日は良いレースをするためにベストを尽くすよ」

 「エキサイティングなレースになるだろうね。ボクのクルマはここでとても良い感じだし、とても力強いから、1年を高い位置で終えられれば素晴らしいね」

 キミ・ライコネン

「クルマにはかなり満足しているよ。昨日の最初の段階からクルマは良い動きをしていたからね。コーナー1でちょっとタイムをロスしたけど、他の部分では上手くいったから、ボクらはとても良いチャンスを持っていると思うよ」

 「彼ら(ルーベンス・バリチェロとファン・パブロ・モントーヤ)がどのようなことをしているのかは分からないけど、ボクらは良い作戦を持っている。3番手グリッドの方が2番手よりもラインがきれいだから良いことを願うよ。どうなるかは分からないけど、勝利するためにベストを尽くすつもりだ」



公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. R・バリチェロ フェラーリ 1:10.646
2. J・P・モントーヤ ウィリアムズ 1:10.850
3. K・ライコネン マクラーレン 1:10.892
4. F・マッサ ザウバー 1:10.922
5. J・バトン BAR 1:11.092
6. 佐藤 琢磨 BAR 1:11.120
7. R・シューマッハ ウィリアムズ 1:11.131
8. M・シューマッハ フェラーリ 1:11.386
9. F・アロンソ ルノー 1:11.454
10. J・トゥルーリ トヨタ 1:11.483


 2004年F1最終戦ブラジルGP決勝レースは、現地時間で24日の午後2時、日本時間で25日の午前2時にフォーメーションラップのスタートが切られる。

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HOMENews BlogsF1/2004race | October 24, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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