忙しい現代社会。多くの女性たちが男性と同じように働き、ストレスを抱えながらも、がんばって生活しています。でも、女性のからだは男性と違ってとてもデリケート。
忙しい毎日だからこそ自分のからだを自分で理解し、いたわりながら、楽しくすてきな毎日を送ってほしいと思います。ダイエットもこれからは女性独特のリズムを念頭に入れた方法がおすすめ。
自分にやさしく、自然な美しさを手に入れたいですね。女性の体調は女性ホルモンに大きく左右されます。たとえば、排卵を境にプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増えると、精神的にイライラしたりからだがむくんだりして心身ともに不安定な状態になる傾向がみられます。こんなときは無理なダイエットや過激な運動は禁物、リラックスを心がけたいものです。
逆に、月経の後半からはエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増し、肌や髪もうるおい、気持ちも上向きになります。体力、気力ともに充実して、活動的になれるのでダイエットするにもおすすめの時期です。
このような女性の心とからだにおこる様々な変化はきちんと女性としてのリズムを刻んでいる証拠。忙しい現代だからこそ、もっと女性としてのメカニズムを理解し、無理なく自己管理をしながら美しくなって欲しいと思います。心のケアもダイエットも、自分のからだを理解し管理することがはじまりなのです。
女性ダイエットモード
チャンス期 月経周期の中で気力、体力が充実し、エクササイズやダイエットに適しているとされている時期です。積極的にカラダを動かしましょう。
リラックス期 過激な運動やストレスを感じる無理な活動を避けて、リラックスを心がけましょう。
基礎代謝量
年齢、性別等によって判定基準が違います。 燃えやすい 脂肪を消費しやすく太りにくい傾向にあります。
体内年齢
基礎代謝の年齢傾向と体組成の年齢傾向から算出しています。 実年齢よりも高い場合は、筋肉量が少ないかもしれません。適度な運動で筋肉量を増やし、基礎代謝量を高めることで体内年齢は若く算出されます。
内臓脂肪レベル
9以下 標準 今のところ心配ありません。バランスの良い食事や適度な運動を維持しましょう。
10〜14 やや過剰 適度な運動を心がけ、カロリー制限を行い、減量をはかりましょう。
15以上 過剰 積極的な運動や食事制限による減量が必要です。医学的な診断は医師にご相談ください。
推定骨量
骨全体に含まれるカルシウムなどのミネラルの量です。骨の強さや骨折の危険を直接推定するものではありません。 骨は筋肉との関係が強い組織です。やせ過ぎや運動不足は骨量減少につながります。適度な運動と食事によって筋肉と骨を一緒に維持、増進しましょう。
体脂肪率
年齢と性別で判定基準が違います。判定表をご覧ください。 やせ 本当の「肥満」は体重ではなく体脂肪率で判断します。過剰な食事を避け、適度な運動で標準内を維持しましょう。
■ダイエットチャンス期とは?
精神的にも身体的にも好調な期間。エストロゲンの分泌が上昇して女性としての美しさが増す時期です。気持ちも前向きで頑張りがきくのでダイエットをはじめるならこの時期がいいというところから“ダイエットおすすめ期”としています。
■リラックスおすすめ期とは?
精神的にも身体的にも不安定な期間。エストロゲンは減少してプロゲステロンの分泌が上昇します。イライラしたり憂鬱だったり、とくにダイエットをしなくても、ストレスを感じるときなのでなるべくリラックスを心掛けていただきたいことから“リラックスおすすめ期”としています。無理なダイエットは女性の体の大きな負担になります。
■なぜ女性はからだのリズムを大切にしなくてはいけないの?
女性独特のホルモンバランスが乱れるからです。
女性にはホルモンの影響によりさまざまな症状があることは上記のとおりです。このホルモンのリズムを無視して無理なダイエットなどをすると、逆に「やせすぎになる」という問題もあります。最近の若い女性はダイエットや偏食などにより「やせすぎ」傾向に。(BMI18.5未満のやせ型が20〜29歳女性の約24.2%/平成12年厚生労働省調査)この結果、女性ホルモンの機能が低下し骨量の減少、月経周期の乱れ、遅れ、停止などの影響が出て、妊娠・出産という大切な女性の機能が働かなくなる場合も出てきます。
適正範囲での管理を心掛け、健康で女性らしい体を保つことが大切です。
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