Movabile Type を使いやすくする改造メモです。イメージファイルのアップロードの際に、border="0" や イメージのセンタリング <center></center> などコードを追加していますので、自分が使いやすい編集環境を目指して日々改良しています。今回もMT3.33にアップグレードインストールしましたので、追記部分を含め、改造メモメモを逐次公開していきます。 インストール(アップグレード)自体は、公開されているマニュアルの通りに行えば、全く問題なく終わりました。特に問題となることもなく無事完了!アップグレード前に利用していた MT 3.2 に比べて、MT 3.33 ではエントリーのビルドが快適になり、体感でも速度が向上したように思います。
MovableType2.xxなど以前のバージョンではファイルのアップロード機能に、イメージタグにborderを指定してあったのですが、MT3.0から、アップロードでイメージのborder指定がなくなったようでかなり不便になってしまいました。今回3.11にバージョンアップした機会に、そこでちょと改造(カスタマイズ)したので、その概要をメモメモ。 早速、改造したポイント ■ファイルのアップロードを簡単にする border="0" を追加 画像ファイルのアップロードなど行う際に、リンクをセットするときに、Borderが気になりますので、これを解消し、イメージを使う際にセンタリングが多いので、編集の手間を省く意味でMTを改造していました。今回3.33にバージョンアップしましたので、追記しておきます。以前のバージョン、3.01D-jaと3.11〜3.33までの改造箇所は以下のようになります。 MT3.01D : /lib/MT/App/CMS.pm 1808行 MT3.11 : /lib/MT/App/CMS.pm 2003行 MT3.12 : /lib/MT/App/CMS.pm 2017行 MT3.2 : /lib/MT/App/CMS.pm 3772行 MT3.33 : /lib/MT/App/CMS.pm 5031,5036行 border="0" と <center><center>部分を追加しました。 <center><img alt="$fname" src="$url" width="$width" height="$height" border="0"/></center> ■改良されたポイント blockquoteが簡単になった。。 エントリー作成の際、他サイトの記事やコメントを引用するとき<blockquote>タグでくくることがありますが、このタグがMT3.11から標準ではセットされました。 コメントの引用 以前のバージョンでは、エントリーを入力する際に都度タグを入れていたり、そのうちにMTのエントリーに機能ボタンを追加していましが、3.11からは標準でタグが用意されてます。 参考までに、以前のバージョンでは、mtディレクトリ内のtmpl内のcmsディレクトリ内の「edit_entry.tmpl」というファイルをダウンロードして、エディタで開き、384行目と385行目の間に以下スクリプトを挿入します。 有志が改造していた部分が、285行目以降に、以下のようにコードを追加します。 document.write(''); Amazonリンク「クイックリンク ウィジェット」をMTに組み込み mtディレクトリ内のtmpl内のcmsディレクトリ内の「edit_entry.tmpl」 MT3.33-ja : /tmpl/cms/edit_entry.tmpl 632〜635 MT3.33-ja : /tmpl/cms/edit_entry.tmpl 707〜710 write('" onclick="return insertLink(document.entry_form.text)" src="images/formatting-icons/link.gif" alt="" width="26" height="19" />');
コメントの引用
MT3.33-ja : /lib/MT/L10n/ja.pm 1815 'Amazon Link' => 'Amazonリンク',を追加 ■MTのカスタマイズを行うリスクよりも、導入が簡単なPlug-inの導入をお勧めします。 MTの編集ボタンを追加・改造(3.3対応プラグイン版)ここで開発・配布されているプラグインを導入して、Amazonクイックリンクを使えるように、小改造すれば、タグと同じ感覚でクイックリンクを導入できます。 また、FireFoxで悩まされてきた、編集画面でタグを利用した際にページがTOPまで戻ってっしまう問題も改修されていますので、このPlug-inの導入は効果も大きくおススメです。 サムネイル画像を拡大表示させるスクリプトを導入 イメージファイルを扱う際に、大きなイメージは画像をアップロード前にペイントなどソフトで縮小するか、ファイルアップロード時に、MTでサイズを指定してアップロードしていますが、Windows標準のペイントは、WindowsXPまでは画像圧縮の際の能力が低く画質が目に見えて低下します。WindowsVistaになってこのペイントソフトもアップグレードされたようで、圧縮時の画質の低下は減りましたが、それでもMT標準の画像処理の方が品質の低下が少ないようです。 MTでイメージファイルをアップロードして、サイズを指定する場合、元の画像とサムネイルの両方がサーバーに保存されますが、元が大きなファイルの場合には、容量が無駄になるため避けてきました。 しかし、大きな画像で見たいものもあるので、今まではMTに組み込まれた画像の切り替えを使ってきましたが、画面が直接画像ファイルに切り替わるため見にくく使いにくいので、これを見やすくするために、今回Javaスクリプトを導入してみました。 Lightbox JSやLiteboxを多く見かけますが、画面が黒く画像表示だけに切り替わるスクリプトのため、参考までみるには使い勝手がわるくほかに無いかと探してHighslide JS?を使うことにしました。
document.write(' '); 4:cssに表示させる枠のカラーなどをセットする。styles-site.cssなどに組み込む document.write('.highslide { cursor: url(../blog/graphics/zoomin.cur), pointer; outline: none; } .highslide img { border: 2px solid white; } .highslide:hover img { border: 2px solid white; }
.highslide-image { border: 10px solid white; cursor: pointer; /* opera */ cursor: url(../blog/graphics/zoomout.cur), pointer; } .highslide-image-blur { cursor: pointer; cursor: hand; } .highslide-caption { display: none; border: 5px solid white; border-top: none; padding: 5px; background-color: white; } .highslide-display-block { display: block; } .highslide-display-none { display: none; } .highslide-loading { display: block; color: white; font-style: 'MS Sans Serif'; font-size: 9px; font-weight: bold; text-transform: uppercase; text-decoration: none; padding: 3px; opacity: 0.60; /* w3c */ filter: alpha(opacity=60); /* ie */ border-top: 1px solid white; border-bottom: 1px solid white; background-color: black; padding-left: 22px; background-image: url(../blog/graphics/loader.gif); background-repeat: no-repeat; background-position: 3px 1px; } a.highslide-credits, a.highslide-credits i { padding: 2px; color: silver; text-decoration: none; font-size: 10px; } a.highslide-credits:hover, a.highslide-credits:hover i { color: white; background-color: gray; }'); 以上で、このスクリプトを使う準備はできました。 MTで拡大画像を扱うには、拡大画像とサムネイルを扱えるようにします。 document.write(' '); 同一ページ内で複数の画像を扱う時には、id='thumb1' を1〜2・3と数値を変える必要があります。 拡大画像の下に、テキストを表示させたい場合には、下記のコードを組み込みます。 document.write(' 好きなテキストを '); ここまでで画像の拡大と縮小の機能を扱うことはできますが、このままでは使い勝手が良くありません。MTの基本機能の画像のアップロードとサムネイル表示にこの機能を簡単に扱えるように、組み込みまで行えば完璧です。 そのためには、MTのスクリプトを改造する必要があります。 改造するスクリプトはMTのcgiフォルダーにある、lib/MT/App/CMS.pmの4803行目を改造しなければいけません。これは自己責任で、必ず元ファイルのコピーを残してから作業してください。 document.write(''); すでに、画像を扱う際の改造
好きなテキストを