この冬話題のフルCGアニメーション映画 『 ポーラ・エクスプレス 』 は、サンタクロースを待ちわびる少年の前にあらわれた謎の蒸気機関車「 ポーラー・エクスプレス 」号。車掌に勧められるまま乗り込んだ北極行きの機関車の旅はスリルと冒険の連続、やがて訪れる旅の終わりには、決して消えない感動の始まりがあった…。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『キャスト・アウェイ』でアカデミー賞に輝いた、T・ハンクスとR・ゼメキス監督らが再び手を組み、C・V・オールズバーグ原作の人気絵本を映画化した感動ファンタジー。 今年もクリスマスをテーマにした映画がやってきました、クリスマスをテーマにした映画は過去にも、「ホーム・アローン」や「ダイハード」もそうでしたね。今年の本命は、この「 ポーラ・エクスプレス 」でしょうか!?しかし、今年の年末は、トムハンクスが「ターミナル」でも主演していますので、トムハンクスが目立ちますね。。 今回の企画は、トム・ハンクスが子供に読ませるために買ったクリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「急行『北極号』」の映画化権を自ら買い、ゼメキスに話を持っていったのが発端だそうです。日本語の本は村上春樹が翻訳しています。 この作品では顔に約160のセンサーをつけて、俳優の表情を細かく描写することが出来るというパフォーマンス・キャプチャーという新手法が使われており、実際の製作現場でトム・ハンクスが1人5役で奮闘する模様とともに説明されたと・・・・・どこかで聞いた覚えが、これってアニメーションに革命を起こしたといわれた、アップルシード(AppleSEED)と同じ手法ですね。。 アップルシードではアニメ風の絵創りにこだわった画像でしたが、今回のCGは原画の油絵の質感を表現したそうです、それってどうなるのでしょうか? 今回のなぜフルCGアニメーションにしたかというと、ゼメキス監督は「絵本の油絵があまりにも美しかったので、その質感をスクリーンでも生かすためにはCGでやるしかなかった」とし、「11月に皆さんが本作をご覧になれば絶対納得するはず」と自信たっぷりにコメント。 製作のスティーブ・スターキーは、「この技術は顔と身体の演技を同時に捉えることが出来る画期的な技術で、これからのCG映画の先駆けになるだろう」と語ったそうですが、それってお前が言うな!って 特別映像では、製作途中のワンシーンを上映した後、同じシーンを、トム・ハンクスが顔と体にセンサーを付けて撮影しているシーンが上映された。驚いたことに、トム・ハンクスは主人公の子供の演技を担当したほか、計5人ものキャラクターを演じているという。また、原画の油絵と同じ質感を表現することにも成功し、既存のCGアニメとは一味違う映像美を堪能することができる。 次世代モーションキャプチャープロセスを駆使したフルCGアニメーションで上質の絵本そのままに表現されたキャラクターなど、従来のアニメ映画とは一線を画す美しい幻想の世界を作り出している。 「ポーラー・エクスプレス」は11月27日公開 公開日: 2004/11/27 公開劇場:丸の内ルーブル系、東劇 日本配給:ワーナー・ブラザース映画 公式サイト: http://www.polar-express.jp/ 「ポーラー・エクスプレス」、アイマックスで大ヒットするも成績伸び悩む コンピューター技術を駆使した新作アニメ映画「ポーラー・エクスプレス」が先週末、北米59カ所の大型スクリーン映画館アイマックスで210万ドルの興行収入を記録した。 関係者が15日にロイター通信に語ったところによると、アイマックスで上映された米映画としては、公開第1週目の週末で史上最高の興行成績。公開初日10日からの累積興行収入は300万ドルに上った。 同社はこの成績に非常に満足しているという。 ただ、「ポーラー・エクスプレス」は先週末の全米興行収入が2350万ドルで2位と伸び悩み、前週から2週連続首位の「Mr.インクレディブル」の打破はならなかった。 配給元ワーナーブラザースは、製作費などに2億7000万ドルを投じた「ポーラー・エクスプレス」の成績がさえないことから、年末休暇シーズンに公開を控えている「アレキサンダー」「オーシャンズ12」など5作品のヒット戦略を強化する必要性に迫られている。