日本IBMから、セキュリティー・チップ搭載した「ThinkCentre A51」が発売されるそうです。。
セキュリティー・チップとは?
セキュリティーを考慮した業界標準の新しいPC仕様であるTCG(Trusted Computing Group)に準拠したチップで、暗号処理専用プロセッサーと暗号鍵の漏洩を防ぐ機能を備えている。外部からアクセスできないチップ内に暗号鍵を持つことで、より安全なPC利用環境を実現。としています。
ThinkCentre A51の主な製品概要
・上位機種のみに採用していたセキュリティー・チップを全モデルに搭載。 制御ソフトウェア「IBM (R) Client Security Software」と組み合わせて使用することにより、不正なPCデータの移行やハードウェアの改ざんを防止し、データの流出や盗難を防ぎます。
・ハードディスク・パスワードを新たにサポート。ハードディスク・ドライブそのものにパスワードをかけるため、万が一PCが盗難などの被害に遭い、ハードディスク・ドライブを抜き取られ、他のPCに取り付けられたとしても、記録されている情報を取り出される心配はありません。
・全モデルに、セキュリティー機能が向上したWindows (R) XP Professional SP2を初期導入。
・新たにHTテクノロジ インテル (R) Pentium (R) 4 プロセッサ540 3.2 GHz、同530 3.0GHzを採用。チップセットにはインテル 915G Expressを搭載し、従来機種と比較してグラフィックス機能をはじめとした基本性能が向上しています。
また、次のような「ThinkVantage TM テクノロジー&デザイン(注1)」を搭載しています。
・バックアップ&復旧ソフトウェア「IBM Rescue and Recovery TM (レスキュー&リカバリー)(注2)」を搭載。PCにトラブルが発生した場合でも、大事なデータや導入イメージを素早く復旧できるなど、安心のリカバリー環境を実現。
・ドライバーなどの道具を使うことなく、ボディー・カバーの開閉や各種コンポーネントの着脱が可能な「ツール・フリー・デザイン」を採用、拡張や保守を容易に行なうことが可能。
セキュリティーが強化されたエントリーモデル ThinkCentreA51は、BIOSで設定できる「ハードディスク・パスワード」に対応、ハードディスクを取り外し別のパソコンに取り付けてもパスワードの入力が要求されパスワードを正しく入力しない限り、Windows®が起動することはありません。 さらに専用ソフトウェアとの組み合わせで「IBM エンベデッド・セキュリティー・サブシステム」として機能する、暗号処理専用プロセッサー「セキュリティー・チップ」を搭載。ハードウェアとソフトウェアで強固に情報の漏洩を防ぎます。