ミラチェア(MirraChair)は1サイズ、ミラチェアの革新機能の秘密がこの事にあります。アーロンチェアで有名なハーマンミラーが21世紀の世送り出した最新作です。Studio7.5の手によるミラチェアは、独創的で、革新的で、機知にあふれていて、何ものにもおもねるところがない、媚びたところが微塵もない。傑作です。
●ミラチェアとは何者?アーロンチェアとの関係性はどうなの?価格を比較して機能はそれなりなのか? 現在の一線級の椅子は発売からほぼ5年から10年経過しています。この2〜3年新発売された高評価の椅子も、それらの椅子に並びはしても超えているわけではありません(独断ですが)結果、選択肢が増えてシェアの分散が始まりました。 先頭集団を走りつづけてきたハーマンミラーは、多分こうした状況を見て、ついにアーロンチェアの次世代をはっきり意識した上で、開発にゴーサインを出したのだと思います。
開発したのは、ベルリンを本拠地とするユニークで強力なデザイナー集団です。ベルリンと聞いたときはドイツの雄ウィルクハーンとそのモダスを思い浮かべました。ウィルクハーンとハーマンミラーが合体したらどんな椅子が出来るんだろうと思ったわけです。
出来は、ウィルクハーンほどに遊びが少ないわけではありませんが、アーロンチェアよりもタイトに仕上がっている様に感じます。そしてアーロンと同様に楽しさにあふれています。ミラチェアは、この価格帯を優に超えて今のところ無敵たど思います。しかもダントツにです。 ミラチェアは、アーロンフル装備の機能を全て含み、尚且つ、欠点を見事なアイデアとセンスで解消しています。価格帯は、アーロンチェアよりも安価な位置付けですが、アーロンの実績とを思えば妥当で歓迎すべきものです。アーロンにこだわらない方には幸運な選択になると思います。 ミラの特徴を説明する時のポイントとなるのは、ミラは”1サイズである”ということです。座面までの最低地上高が380mmという事からもわかるように、広い範囲のユーザーの体型にあわせることが出来る斬新なアイデアがこの1サイズの中にあふれています。 アーロンのCサイズほどの広い座面を持つミラチェアは、様々な体格に合わせる時、背座の関係性を壊さないよう、繊細でユニークな方法をとっています。いくら調整した後でも、その関係性の基本ははまったく変わりません。 座面の長さを合わせる時、決して座面を移動させる方法は取らず、先端部分がアコーディオンのように下方に対して形状が可変である事、肘の内側への位置調節、大きな座面でありながら前半分をパッドで支える事により無意識に座奥の最適な位置に座ってしまう事に驚かされます。 そして形状の異なる穴を緻密な実証の上で配置された背は、両脇に回り込む形状が、広い座面から来る不安定な曖昧さをなくし、ポスチャーフィット効果と位置可変のランバーバッドを併せ持つ大変ホールド性の高いものです。 着座時の椅子全体から来る印象は、様々な角度での負荷に対し自然な連続性のある動きを返してきて、違和感がなく、様々な機構を組み込んだ椅子とは思えない心地いいものです。 開発デザインを担当したstudio7.5は只者ではありません。なにより、独創的で、革新的で、機知にあふれていて、何ものにもおもねるところがない、媚びたところが微塵もない。目が点になっています。傑作と言いたいです。(誉めすぎでしょうか?......いいえそんなことありません) --↓ここからメーカー激白-- ミラはワークチェアの新基準と成るべくデザインされた全く新しい椅子です。シンプルな調節をするだけでユーザー1人、1人に合わせて変化しフィットするミラは今までの椅子にはないデザインの斬新さとすぐれた機能、また操作性のよさが見事に融合された次世代の椅子です。
背のサポート
特に調節をする必要はなく柔軟性のある「トライフレックス」で構成されている背部が背骨全体をサポートしユーザーの体型や座の姿勢、動きに合わせます。 パッシブポスチャーフィット・パフォーマンス、それは背もたれの下部が上向きにそっている形状で腰からウェストラインにかけて健康的で心地よいサポートをします
バランスのとれた座り心地
滑らかな動き、調和された傾斜が腰や膝と踵に回転軸を支点にしたメカニズムが滑らかで自然な動きを可能にします。 リクライニングの動きは広い背部とゆったりとした傾斜によって様々な体型のユーザーがどのように動いても同じ心地よさを感じられるように設計されています。
オーダーメイドの心地よさ
「エア・ウィーブ」は、ポリエステルとエラストメリックを編み込んだメッシュ素材で構成されているサスペンションシートです。このサスペンションシートが体の曲線になじみ圧力を均一に保ちさらに通気性を考慮した心地のよいデザインを支えています。 フレックスフロントシートは座席前部エッジが下に折れ込む機能で座の奥行きを体型に合わせて調節ができるようにデザインされているため座面に奥深く座る事ができます。
デザイン
斬新で特徴的な形状にふさわしい豊富なカラーレンジはワークチェアとして他に例を見ない色数。ミラは背が8色、座が10色から選択できます。
地球に優しい
リサイクル率の高いデザインのミラは必要最小限のパーツで構成されているため簡単に解体でき、素材の96%がリサイクル可能です。 ■ミラチェア (米:ハーマンミラー) ■第一弾のMirraChairは画像の組合せ。背がアルパイン、座面がタンジェリン、フレームはシャドウです。カタログのメインの写真で登場しているのが、これです! ■ハーマンミラーが2003年秋投入したミラチェア(MirraChair)は、21世紀初頭に建つワークチェアの記念碑になるかもしれません。デザインはベルリンを本拠地にする気鋭の集団Studio7.5です。内緒にしていた訳ではないのですが、実はそのくらい良いと思っているミラチェア(MirraChair)が、ついにBusiness Seatingにやってきます。ほんと待ち焦がれてました。 ミラチェアとは何者?アーロンチェアとの関係性はどうなの? 価格を比較して機能はそれなりなのか?etc... ■■ミラチェア(MirraChair by HermanMiller) ■■仕様:背-トライフレックス(ポリプロピレン)座-エアウィーブ(エラストメリック ポリエステル)脚-アルミダイキャスト(紛体塗装)ナイロン双輪キャスター ■■色:背/座 アルパイン/タンジェリン ■■ミラチェア(MirraChair by HermanMiller) ■■仕様:背-トライフレックス(ポリプロピレン)座-エアウィーブ(エラストメリック ポリエステル)脚-アルミダイキャスト(紛体塗装)ナイロン双輪キャスター ■■色:背/座 アルパイン/タンジェリン ■■販売価格 98,096 (税込103,000円)