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January 1, 2008 space
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ミトコンドリアのイブ仮説とは?

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「ミトコンドリアのイブ」仮説とは、「人」は「人」であることを受け継ぐ、つまり「DNA(デオキシリボ核酸)」である。しかし最近DNAにも、母系にしか伝わらないDNAもあることが1980年代になって分った。「ミトコンドリアDNA」と呼ばれるものである。
 
 
 これは細胞内に含まれるDNAであり、受精の際、精子の頭部だけが卵子に入り、精子の尾部は切り落とされる。尾部には父親のミトコンドリアが含まれているが、切り落とされるため、子には受け継がれないので、母親のミトコンドリアDNAだけがそのまま受け継がれるという訳だ。
 

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 ミトコンドリアDNAは環状に配列されたDNAであり、当初「単なるエネルギー源」と考えられていたが、これの構造や不具合が生じると遺伝子病を誘発させる危険性を秘めており、重要な意地機能を担う役割を持っているのである。そして母系にしか伝わらない「ミトコンドリアDNA」をたどっていくと、「女性の起源」が分るのだという。これが「ミトコンドリアのイブ」仮説なのである。
 
 
 1986年、ミシガン大学のウェリー・ブラウンはミトコンドリアDNAの自然変異の度合いから「最初の母親」の存命時期を算定しようとした。彼はミトコンドリアDNAの提供者として、人種、出身地の異なる女性を21人選び出し、「最初の母親」の居住地をも特定しようとした。
 
 
 その結果今から30万年ほど前にアフリカに住んでいた「最初の女性」が浮かび上がってきた。しかし当時学会では「30万年はあまりにも短すぎる」として受け入れられなかったが、ミトコンドリアDNAの奇跡が30万年前で途絶えてしまうのである。30万年前というのは「ヒト(ホモ・サピエンス)」が誕生した時期である。
 
 
 またカルフォルニア大学バークレー校のレベッカ・カーンが147人のミトコンドリアDNA提供者を集め、同じ実験を行った。その結果やはり30万年前に「最初の女性」の姿が浮かび上がってきた。
 
 
 彼は更に150人の世界各地の女性からミトコンドリアDNAを採取し調べた結果、アフリカ出身者のミトコンドリアDNAが一番古いことが分かり、30万年前にアフリカに存在した一人の女性の子孫だということが判明した。そしてその女性こそ「イブ」ではないのかということである。
 
 
 これについてシッチン氏はある一つの仮説を立てた。30万年前にアフリカ住んでいた「一人の女性」とはエンキの妻であるニンティではないのかと...。30万年前でミトコンドリアDNAが途絶えてしまうのは、そこでアヌンナキであるニンティのミトコンドリアDNAが組み込まれたからではないかというのである。
 
 
シュメール文明の始まりは!ミッシングリンク?
DNA言語とは?「神々の領域」への侵入か!
ミッシングリンク : Missing Link
「ミトコンドリアのイブ」仮説
アース 「Earth」 の語源
 
2005-01-01 19:22:09
 

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