日本GPへ向けて台風22号“マーゴン”が接近している。 台風もF1好きなのかもしれない?
日本GPウィークエンドは雨になるとは予想されていたが、どうやらただの雨ではなさそうだ。現在、フィリピン沖を北上しているマーゴンこと台風22号が、鈴鹿のウィークエンドに大きく影響を及ぼしそうな気配となっている。
今シーズンも残すところあと2戦、第17戦日本GPの開催が近づいている。
気になる天気だが、週末を通して雨の予報が出ており、ドライバーやチームにとってはさらなる腕試しの機会となりそうだ。
チームが予想する週末の天気は、木曜日は晴れ。しかしフリー走行が行われる金曜日には雨が降り出し、土曜日は降水確率50〜60パーセントで雷雨になると見られている。
決勝レースが行われる日曜日も雷雨の恐れがあるが、週末が進むにつれて降水確率は減少する見込みだ。雨の予報があれば当然、ウェットコンディションでのレース、そして思わぬ波乱の展開の予測が成り立つ。そうなると今までの戦いぶりから、地元GPでもあるブリヂストン勢にアドバンテージがあると言えるだろう。
しかし、B・A・R Hondaにとって、琢磨スペシャルエンジンを投入する予定が、雨では本来のパフォーマンスを発揮できない可能性もある、また佐藤琢磨の”思い切りのいい”、”切れ味のある”、”鋭い走り”がなりを潜めて、ポイント獲得の走りに徹してしまうのではないかと思う。最後に一番高い位置に立てるように、レースを楽しんで走ってもらいたい。
一方、日曜日にマレーシアにおいて決勝レースを行なうMotoGPは、F1の日本GPとテレビ放送時間が重なるのを避けるため、スタートを1時間以上遅らせる決定を下した。
日本GPは現地時間の2時30分にスタート予定となっている。これは、ヨーロッパでのテレビ視聴率を少しでも向上させるため、通常よりも30分遅めのスタートとなる。