ドリームワークスの新作アニメ「 シャークテール 」 / Shark Tale が全米10月公開映画の興収記録更新したようです。
先週末に全米公開された米映画会社ドリームワークスSKGの新作アニメ映画「シャーク・テール」が、10月公開映画の興行収入記録をうち立てた。同社が下旬に計画している新規株式公開に弾みがつきそうだ。 「シャーク」は海底で繰り広げられる魚たちの物語で、声優にロバート・デニーロやウィル・スミスなど大物俳優を起用、音楽も若者に人気のヒップホップを採用した。 10月は例年、夏休みとクリスマス・シーズンにはさまれた映画の端境期だが、「シャーク」は公開前から注目されていた。業界推定では公開1週目の興行収入は約4900万ドル(54億円)。 ドリームワークスは同社のアニメ部門を分社し、新規株式公開する計画を進めている。株式公開による資金調達額は最大で6億5000万ドルの予定。地元メディアは「新作のヒットで、株式公開に勢いがつく」など、経営にプラスになるとの見通しを伝えた。同社は映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏らによって1994年に設立。最近は「シュレック」シリーズなどヒット作を生み出している。 話題のアニメ「シャーク・テール」 トロント国際映画祭では今年2004年から、最初の週にマチネGALA PRESENTATIONとして、昼間にもプレミア作品上映がある。すでに決定している作品のひとつが、ハリウッドのアニメ映画「シャーク・テール」(ドリームワークス)。海の底を舞台にした魚マフィアとギャングのコメディ(?)だ。声優に豪華キャストをそろえたのが売り。 鮫マフィアのボスにロバート・デニーロ、トラブルに巻き込まれるお調子者の魚オスカーはウィル・スミス、セクシーな女の子の魚はアンジェリーナ・ジョリー、そしてマーチン・スコセッシの声も。 「シャークテール」の全米劇場公開は10月に予定されているが日本では来年だから、一足先に話題作を見ることができる。先だってアカデミー・ベストアニメ映画賞をとったディズニーの「ファインディング・ニモ」も魚たちが主人公だったが、なぜこれもまた魚のアニメなのだろうか・・・。 しかし、「ニモ」は"心温まる感動ストーリー"だが、「シャーク」のほうは魚マフィアのアクション(?)コメディだ。 ストーリー:海底をしきる鮫マフィアのボスの息子が殺されてしまう。たまたま現場をうろついていた、ちっぽけな魚のオスカーは犯人扱いされるが、逆にそれを利用してヒーローになり、いつもおびやかされている弱い魚階級から抜け出ようと企む。名づけて「シャーク殺しのオスカー」と決めたまではよかったが、そう簡単には・・・。 Shark Tale / シャーク・テール 錚々たる顔ぶれのスターが吹き替えを担当するアニメ映画。 愛すべきトロピカル・フィッシュはある時グレート・ホワイト・シャークのゴッドファーザーを殺害した罪を着せられ、海の底のマフィアと戦う決意をする。 主演のトロピカル・フィッシュの声を担当するのはウィル・スミス。他にレネー・ゼルウェガー、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デニーロ、ジャック・ブラック等が声の出演をしている。 (10月1日公開) ■ Shark Tale / シャーク・テール DVD 発売