2GHzでも音声通話が可能、携帯初のIP電話?
KDDI/auが音声通話機能を搭載したコンパクトフラッシュ(CF)型 CDMA 1X WINデータ通信カード端末「W02H」を10月下旬に発売すると発表がありましたが、この機種で気になる機能は、PDAやPCから通話ができる機能があることでしょうか。。
「W02H」は、CDMA 1X WINに対応した日立製作所製のCF型データ通信カード。イヤホンマイクと専用ダイヤラソフトを利用して音声通話も可能で、音声通話は800MHz帯のほか、2GHz帯にも対応する。ダイヤラソフトは「W02H」を装着するパソコンやPDAにインストールして利用する。イヤホンマイクは付属の製品のほか、一般に販売されている製品でも利用できる見込み。
現在の2GHz帯はWIN専用となっていますが、このW02Hの提供に併せてCDMA1xでサービスも開始して、音声通話はCDMA1xを使うようで、EV-DOを利用したIP電話じゃないんですね・・・残念。
データ通信は、CDMA2000 1xEV-DOエリアで下り最大2.4Mbps、上り最大144Kbpsの通信が可能。CDMA 2000 1Xエリアでも下り最大144kbps、上り最大64kbpsの通信ができる。
料金プランはWIN向けの料金プランが選択可能なほか、「パケット割WIN」「パケット割WIN ミドル」「パケット割WINスーパー」のデータ通信割引サービスが利用可能。なお、「ダブル定額」は利用できないのは理解できますが、これも残念です。
対応OSはWindows 98SE/ME/2000/XP(SP1)、Pocket PC 2003、Pocket PC 2003SE。大きさは42.8×5.0×73.0mm(幅×厚×縦)。パッケージはイヤホンマイク、PCカードアダプターが同梱される。
店頭予想価格は1万円台半ばとなる見込み。 ■ URL ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/1004a/ □ 楽天ランキング:モバイル・携帯電話