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September 29, 2004 space
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ヴァージン・ギャラクティック、民間宇宙旅行の2007年実現!?

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バージン・アトランティック航空の創設者、リチャード・ブランソン氏は、またまた新しいチャレンジを始めたようです。宇宙旅行会社「Virgin Galactic:ヴァージン・ギャラクティック社」を設立して、他に先駆けて冒険好きな旅行者を宇宙に送るようになる!!としています。
  
 UKのバージン・グループは事業として航空部門のほかにも、エンターテインメント、レコード会社、鉄道、マーケットや旅行会社、ホテルなど、1950年生まれのリチャード・ブランソン社長の意欲的な企業家精神とあいまってメキメキと世に躍り出た企業です。このおっちゃんはマジすごい!
 

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リチャード・ブランソン氏は27日、自らの所有するヴァージングループが、Microsoft共同創業者であるポール・アレンのMojave Aerospace Venturesと技術ライセンス契約を結んだと発表しています。この提携に基づき、リチャード・ブランソン氏の持つヴァージン航空で、民間の乗客を宇宙飛行させる初のビジネスベンチャーとなる計画を進める。

「我々は宇宙旅行ビジネスを開発する夢をいつも抱いていた。そして、Paul Allenのビジョンと、(航空機デザイナーの)Burt Rutanの素晴らしい技術が組み合わさり、夢が現実に一歩近づいた」とBransonは声明を発表している。

 
040928_galactic.jpg Virgin Galacticは自己資金で宇宙船の建造や関連機材の構築、旅行会社の運営を行なう。同社は来年はじめに株式会社となる見込みで、2007年には初の宇宙飛行が実施される見通との事。
 
 「VSS Enterprise」での2時間の宇宙飛行を楽しむためには、飛行前に最低3日間のトレーニングを受け、1人約19万ドル(2000万円?)の料金を支払うことになる。同社は来年初めから預かり金の受付を開始する予定で、現在すでに宇宙飛行希望者の登録を受け付けているという。
 
 今回の技術ライセンス契約によって、Mojave Aerospaceは今後15年間、Virginが構築する宇宙船の数に応じて最大2150万ドルを受け取ることになる。Virginでは今後5年間にトレーニングを受ける宇宙旅行者は3000人に上ると予想している。
 
 このおっちゃん:リチャード・ブランソン氏はチャレンジャーであり冒険家ですが、夢想家ではないと思いますので、きっといつの日にか実現させてしまうんでしょう!期待してお金貯めておきます。。
 
<<UPDATE:20040928>>
 Virginグループを率いるRichard Branson氏は、同グループが商業宇宙飛行サービスに必要な弾道飛行テクノロジのライセンスを、Paul Allen氏のMojave Aerospace Ventures(MAV)から取得したことを明らかにした。これは今年6月に民間開発による初の有人弾道宇宙飛行に成功したSpaceShipOneに使われていた技術である。Virginが製造する機数によるが、MAVにとって今後15年間で1,400万ポンド(約28億円)相当のライセンス契約になる可能性があるという。
 
 Virginグループは、商業宇宙飛行サービスを開発するために、傘下にVirgin Galacticという企業を持つ。10月中旬頃から、SpaceShipOneを設計したBurt Rutan氏のカリフォルニア州モハベにある開発拠点で、Virgin Galactic用の宇宙船「VSS(Virgin SpaceShip) Enterprise」の設計が本格的に開始される。完成は2005年を予定しており、その後、規制や安全基準などを順調にクリアすれば、2007年に初飛行を行えるとしている。
 
 気になる料金だが、少なくとも3日間が費やされる飛行前のトレーニングを含めて、一人11万5,000ポンド(約2,300万)程度からとなっている。無重力を体験できるが、飛行は数時間になる見込み。それでも同グループでは、5年間でおよそ3,000人の宇宙飛行士が誕生すると予想している。
 
 Virginはまた、SpaceShipOneのAnsari X PRIZE挑戦をスポンサー支援すると発表した。X PRIZEは、規定の有人弾道宇宙飛行に成功した最初のチームに1,000万ドルを与えるコンテスト。賞金を勝ち取るには、3人を乗せて、14日間以内に2度、高度100キロを超える飛行を成功させなければならない。SpaceShipOneは、9月29日に第1回目の飛行を予定しており、成功すれば10月4日に第2回目の飛行を行う。

<<UPDATE:20040930>>
Ansari X PRIZEに挑戦しているSpaceShipOneが29日(米国時間)、第1回目の飛行を無事に終了した。

 X PRIZEは、規定の有人弾道宇宙飛行に成功した最初の民間チームに1,000万ドルを与えるコンテスト。賞金を勝ち取るには、パイロットと二人の乗客を乗せた状態で、14日間以内に2度、高度100キロを超える飛行を成功させなければならない。SpaceShipOneを擁するMojave Aerospace Venturesが賞金獲得に挑む初のチームとなった。
 
 SpaceShipOneは、White Knightという飛行機に搭載された状態で離陸し、高度約15,000メートルの空中から宇宙に向かって発射される。この日、カリフォルニア州モハベは天候に恵まれ、White Knightは予定通り午前7時12分に離陸。SpaceShipOne発射後、機体に横ゆれの問題が見られたため、地上からは予定よりも早くロケットモーターを切るように指示された。しかし、パイロットのMichael Milvill氏は、高度100キロを超えたことを確実に確認できる地点まで引き延ばしたという。現在、X PRIZEの公式発表を待っている状態だが、高度100キロを少なくとも500メートルは超えたとしている。
 
 2回目の飛行は10月4日を予定している。横ゆれに加えて、予定よりも11秒早くロケットモーターを切るなど、いくつかの問題が生じたため、最終スケジュールとはなっていない。
 
 Scaled Compositesで行われているSpaceShipOneの開発には、Microsoftの創業メンバーだったPaul Allen氏がスポンサーとなっている。Mojave Aerospace Venturesは英Virginグループと、技術ライセンス提供で合意しており、X PRINZE挑戦後はSpaceShipOneをベースとした商業宇宙飛行用の宇宙船開発が進められる。


<<UPDATE:20041005>>
SpaceShipOneがX2に成功、X Prize賞金1,000万ドルを獲得

ANSARI X PRIZEに挑んでいたSpaceShipOneが4日(米国時間)、カリフォルニア州モハベで飛行2回目(X2)を成功させ、賞金1,000万ドルを獲得した。
 
 X PRIZEは、民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテスト。賞金を獲得するには3人乗りの状態で、2週間以内に2回の飛行を成功させなければならない。
 
 9月29日に行われたSpaceShipOneの飛行1回目(X1)では、機体にローリングが発生し、予定よりも早くロケットモーターを切って、着陸プロセスへと移っていた。そのため、安全性や操縦性能を疑問視する声も出ていたが、この日はすべてがスケジュール通りに進行。目立ったトラブルはなく、規定条件の高度100キロを大幅に超え、約112キロまで到達したと見られている。また、X1挑戦時のパイロットだったMichael Melvill氏に代わって、今回は51歳のBrian Binnie氏が操縦桿を握り、SpaceShipOneを開発するScaled Compositesから2人目の宇宙飛行士誕生となった。
 
 民間による宇宙船開発を促進するために96年に設立されたX PRIZEは、SpaceShipOneの成功で大きな目標を達成したことになる。現在X Prizeには6カ国の24チームが参加しており、X PRIZE Foundationは設立の理念に沿って、今後もこれらの宇宙船開発を支援するという。
 
 SpaceShipOneの飛行を成功させたMojave Aerospace Venturesは、英Virginグループと技術ライセンス契約を結んでおり、今後はVirgin GalacticがSpaceShipOneをベースにした商業宇宙飛行用の機体を開発する。一方、SpaceShipOneのデザイナーであるBurt Rutan氏は、SpaceShipOneの成功に止まらず、新たなアイディアを盛り込んだSpaceShipTwoの開発に意欲を示している。


 ホーキング博士、2009年に宇宙旅行を計画
 
 宇宙論で有名な車いすの理論物理学者、スティーブン・ホーキング博士(65)(英ケンブリッジ大教授)は8日付の英紙デイリー・テレグラフとの会見で、2009年に宇宙旅行を計画していると明らかにした。
 
 今年中に、航空機で一時的に無重力状態を体験する無重力飛行を行い、準備を開始するという。
 
 同紙によると、博士は、英宇宙旅行開発会社「ヴァージン・ギャラクティック」が企画する宇宙旅行に参加。同社は08年以降、乗客6人を乗せ、地球低軌道の飛行を予定している。費用10万ポンド(約2300万円)は同社などを統括するヴァージン・グループのリチャード・ブランソン氏が負担するという。
 
 博士は会見で、「ケンブリッジの定年は67歳だが、私は働き続ける」と述べ、研究活動の継続とともに宇宙旅行への意欲を示した。
 
 博士は、体を動かせなくなる進行性の難病「筋委縮性側索硬化症(ALS)」にかかり、車いす生活を余儀なくされている。

 砂漠の空港で爆発 宇宙船建造中の事故
 
 カリフォルニア州モハーベ砂漠にある空港で26日午後(日本時間27日午前)、施設の一部が爆発し、2人が死亡、4人が重傷を負った。
 
 地元メディアによると、爆発は、宇宙旅行の実現を目指す米スケールド・コンポジッツ社が保有するロケットエンジン検査施設で起きた。燃焼に使う亜酸化窒素が爆発した可能性があるという。
 
 同社はモハーベ空港に本拠を置き、2004年には民間による有人宇宙飛行を史上初めて成功させた。最近は、宇宙観光を企画するヴァージン・グループ向けに新宇宙船を建造中だった。

 
 Virgin Galactic新しい民間宇宙船SpaceShipTwoを発表
 
 英Virgin Group傘下の宇宙旅行会社Virgin Galacticは1月23日、新しい宇宙船「SpaceShipTwo」を発表した。民間宇宙旅行会社Virgin Galacticの新しい宇宙船は完成度60%。夏には母船の飛行テストを始める。
 
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 SpaceShipTwoは民間宇宙船コンテストX Prizeを獲得したSpaceShipOneの技術を基盤としており、現時点では約60%完成している。SpaceShipTwoを上空まで運んで宇宙に打ち上げる母船White Knight Two(WK2)は完成が近く、2008年夏に試験飛行を開始する見込み。WK2はほかの積載物も宇宙に打ち上げられるよう設計されているという。
 
 Virgin Galacticは、このシステムで小型衛星などを地球低軌道に載せるための無人機も打ち上げられると考えている。同社は商業宇宙飛行を最大の優先事項としているが、既に無人打ち上げの可能性も評価していると述べている。
 
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 Virgin Galacticの搭乗予定者は200人を超え、宇宙旅行に関心を持つ人からの登録は約8万5000件に上る。SpaceShipTwoの初回搭乗者の80%は既に、健康診断と遠心力装置での訓練を行っているという。
 
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 同社はこの日、宇宙港Spaceport Americaの最終デザインも初めて発表した。米ニューメキシコ州シエラ郡に建設予定で、世界初のカスタムデザインの民間宇宙港になるとしている。地熱、太陽光、風力による発電を組み合わせて、二酸化炭素の排出量を抑える計画だ。同社はほかの地域にも目を向けており、既にスウェーデンで宇宙港を運営する可能性を調査している。

 宇宙観光旅行の「母船」を公開、ヴァージン・ギャラクティック社
 
 宇宙への観光旅行の実現を目指して機体の開発を進めているヴァージン・ギャラクティック社は28日、米カリフォルニア州のモハベ砂漠内にある開発施設で、宇宙旅行用のシャトルを上空まで運ぶ運搬機を公開した。
 
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 運搬機は「ホワイトナイト2」と名付けられ、世界初の炭素素材100%の航空機となる。宇宙旅行の際の“母船”として、乗員・乗客が搭乗したシャトルを高度15キロまで運び上げ、そこから宇宙空間に向けて発射する役目を担う。

 同社創業者で、英実業家のリチャード・ブランソン氏は「史上最も美しく、重要な航空機のひとつ」と、公開された機体を自賛した。

 同社はすでに1人あたり20万ドル(約2100万円)の宇宙旅行チケットの販売を始めており、今後2年以内の初飛行実現を目指している。


 
 ヴァージン初の宇宙旅行、「旅客第1号」はブランソン氏自身と息子2人
 
 ロンドン(London)近郊で開催中の航空展示会「ファンボロー国際航空ショー(Farnborough International Airshow)」で11日、英ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長が、傘下の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)による商業宇宙飛行の乗客第1号に自らと息子2人がなると発表し、注目を集めた。
 
ブランソン氏はイベント3日目となる11日、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅客機「スペースシップ・ツー(SpaceShipTwo、SS2)」の実物大模型を公開。2人の息子と共に宇宙へ向かう計画について「今まで経験した中で最もわくわくする冒険」「自分で宇宙船を作って、一緒に行こうよと子どもたちを誘える。実業家としても個人としても冒険だ」などと期待感を示した。
 
ヴァージン・ギャラクティックの商業宇宙旅行は、2013年末〜14年初めに運行予定。2時間のフライトで価格は1人あたり12万8000ポンド(約1600万円)と高額だが、既に529人の予約が入っている。
 
ブランソン氏によれば、予約客の中には米俳優アシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)さんや、英科学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士もいる。ちなみに予約第1号は、2004年に申し込んだアイルランドの実業家ビル・カレン(Bill Cullen)氏(70)だ。
 
隔年開催のファンボロー国際航空ショーは、エアバス(Airbus)やボーイング(Boeing)といった航空大手が商用・軍用機の飛行デモや受注合戦を約1週間にわたって行う業界の重要イベント。

 
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