Vodafoneから続々と新端末がリリースされました、この中でもっとも注目の製品は、Vodafoneでも唯一ヒットが確実なシャープ製の902SHでしょうか。
しかし、なぜ今までラインナップとして存在していなかった90xシリーズが突然、しかも02番からはじまったのでしょうか?・・・もちろんモバイル系の方々はお気づきだと思いますが、某D社には既に900シリーズが存在していて、今年の後半には901シリーズが出ると言われていますので、先取り(横取りとも言う)したのでしょう。。。
しかも3G端末としては、既に70xシリーズ、80xシリーズが存在していますので、あえて90xシリーズを名乗る意味はなんでしょうか? 端末のスペックを見ていくと、その意味は70xシリーズは、海外でも使える電話のみの端末、80xシリーズはW-CDMAなら海外でも使えるかも知れないケータイ端末端末、90xシリーズはGSMも搭載して、海外で確実に使える、ハイエンドVGS端末と言うことでしょう。 Vodafone復活のフラッグシップとして、しかも今のVodafonで確実に売れる端末の唯一のメーカーとして期待のシャープ製端末ですが、その装備も充実&満点の内容となっています。 「Vodafone 902SH」は、最近発売された、TV機能付きの端末と同じ機構を搭載して液晶画面が180度回転する「Swivel Style」を採用して、W-CDMA/GSM(トライバンド)方式で、要するに電波に関してはクアッドバンド方式と呼ばれる全世界の地上98%(残り2%は知りません)で使える方式ということです。 もうケータイでは標準となったカメラ機能ですが、これもデジタル方式ではない光学2倍ズーム、AF機能搭載で有効画素数202万画素CCDカメラとデジカメ並みの機能を搭載しています。TVカメラ機能は、サブカメラとして10万画素のCMOSカメラも装備していますが、これは・・・まあ普通でしょうか。 メインディスプレイは、2.4インチ、320×240ドット、最大26万色表示と最近の端末では普通のスペックとなっていますが、そこは液晶のシャープ社製ですからモバイルASV液晶を新たに搭載して抜群のキレイさになっているようです。サブディスプレイは1行表示のモノクロ液晶となっていますが、音にこだわってステレオスピーカーを搭載し、サラウンド再生に対応するようです。 電波系では、クアッドバンド以外にもうひとつ、最近ドコモ FOMA F900iT や エーユー A5504T に装備され始めた、Bluetoothモジュールを内蔵していますが、これはハンズフリーやヘッドセット プロファイルに対応しているんでしょうか? 今回の発表では、今後 Bluetoothのサポートについては、今回のモデルだけではなく継続的に対応端末をラインナップに組み入れていきたいされていますので、AVプロファイルのサポートも期待できそうです。 その他にも、赤外線通信ポート、SDカードスロット、TVコール機能やUSB接続にも対応しているそうですが、、、USBって何に使うんでしょう?最近ではプリンターやデジカメにもUSB装備でドライバー無しで印刷できる機能もありますので、印刷用でしょうか? 肝心のインターネット機能でも抜かりなしで、ドコモ、エーユーに続いて、Flashファイルにも対応してきました。 連続待受時間は約240時間で、連続通話時間が約140分。大きさは約50×102×26mmで、重さは約149g。ボディカラーはウォームオレンジ、チタングレー、ミラーホワイトの3色。 どうですか?端末の機能としてはもう完璧でしょうか。SIMロックされていないなら買い!なんですが。。