ブロゴスフィア と言う言葉を最近よく聞くようになりましたが、その言葉の持つ意味や力をしりませんでした。では早速調べてみましょう。
ネットで検索して、そのキーワードから表示される内容を、厳選して言葉の意味は簡単に理解できますが、その言葉の力を感じさせてくれる内容は少なかったです。。
Blogとミーム
海外で行われているBloggiesと呼ばれるBlogのコンテストでは2001年の開催当初からミーム部門が設けられています。
確かにミームはその斬新な切り口の「利己的な遺伝子」と同様、海外で大きな反響を呼びました。ミームの思想を核とした宗教的な傾向を持つ団体さえあります。かといって、このコンテストの主催がミーム思想の信者というわけではないでしょう。
明らかにBlogはミームにとって良質な媒体であり、早くからBloggersの思考に住家を設けていたともいえます。ミーム的に見ると最近のBlogに備わっている機能は次のように対応づけられるのではないでしょうか?
■ CMS的機能 多産性の助長 ■ カテゴリ 特定のミーム群を整理 ■ コメント 他の人のミームとの接触 ■ トラックバック 他のBlogへの複製、および他ミームとの接触 ■ RSS 良質な配信機能による多産性 ■ Semanticなマークアップによる忠実度が高い複製 ■ XHTML+CSS より効率的な複製に貢献する仕様
これらの機能の他、外部の環境として続々と登場するBlog派生商品により、Blogに掲載されたミームはより広範囲に散らばります。そして、以上のことによりミームは長寿なものとなり、3パラメータを大幅に助長する結果となります。コンパクトでありながら、これほどまでにミーム媒体として機能が整った媒体は今のところ見当たりません。
ミームはいまだ自己を複製してもらおうと躍起になっています。ミームフレンドリーなBlogが新たなミームプールであるBlogosphereを作ったことは確かでしょう。そのプールに入らない限り見つかることのないポテンシャルがこれから徐々に現れてくるのではないでしょうか。
ミツエーリンクス : http://www.mitsue.co.jp/case/design/b_index.html ブロゴスフィア(blogosphere)とは、weblogを行う人たちにより構成されている世界、空間を意味します。ブログ圏とも呼ばれます。
ミームという自己複製子 http://www.mitsue.co.jp/column/backnum/20040827a.html