マイルドセブン・ルノーF1チームは、ヤルノ・トゥルーリとのドライバー契約上の拘束を直ちに解き、同選手をチーム戦力外とすることを発表した。トゥルーリの早期離脱は双方の合意を下に成立し、利害関係を見越した上で最良の選択となる。
「過去3年間に渡るヤルノの貢献には、改めて感謝をしたい」と、マネージング・ディレクターのフラビオ・ブリアトーレが話す。「チームとヤルノは、今回の早期離脱が双方にとって、シーズンを終える最も前向きな選択肢だと思っている」
ヤルノ・トゥルーリのコメント:
「この決定にとても満足している。2002年からサポートしてくれて、一緒に成功を楽しみあったルノーには感謝したい。僕への拘束を解いてくれたことをありがたく思う。これで新しいチームでのスタートが、思っていたよりも早く切れることになる」
ヴィルヌーヴ F1コクピット復帰を果たす!!
今朝、シルバーストンサーキットにおいてジャック・ヴィルヌーヴがルノーのマシンを操り、F1コクピット復帰を果たした。1997年のワールドチャンピオンであるヴィルヌーヴは、午前10時数分前にピットアウトし、予定されていた1周のインストレーションラップを行なった。
チームがクルマのチェックを終えると、ヴィルヌーヴは彼のファンやルノーチームに彼が仕事ができるドライバーであることを示すため、再びコースへ戻ることとなる。もしすべてが上手くいけば、ヴィルヌーヴは残りの3レースにおいてヤルノ・トゥルーリの代役として中国GPを戦う。