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September 13, 2004 space
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F1:イタリアGP決勝 あと少し琢磨4位、バトン3位

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イタリアGP決勝:バリチェロがモンツァで今季初優勝!!

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 2004年F1第15戦イタリアGP決勝レースは、フェラーリのルーベンス・バリチェロがポール・トゥ・ウィンで今季初優勝。ミハエル・シューマッハがチームメイトに続き2番手に入り、ティフォシの前で1−2フィニッシュを達成した。3位表彰台を獲得したのはBAR・ホンダのジェンソン・バトンとなっている。

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 朝に大雨が降ったモンツァサーキット。スタート前は太陽の光がサーキットを照りつける天気となったが、まだコース上にはウェットの部分が残っている。ドライバーたちはドライタイヤを装着して53周のレースへ挑むが、ポールシッターのルーベンス・バリチェロ、デビッド・クルサード、フェリペ・マッサ、ジャンマリア・ブルーニはウェットタイヤを選択している。ミハエル・シューマッハはドライタイヤを装着している。現地時間午後2時、ルーベンス・バリチェロを先頭にフォーメーションラップへスタートする。金曜日にエンジン交換を行なったジョーダンのニック・ハイドフェルドはピットスタートを選択している。ウェットタイヤを装着していたクルサードはピットへ戻ってドライタイヤに変更へ。

 スタート!バリチェロが1コーナートップを死守し、スタート得意のルノー、フェルナンド・アロンソが2番手に浮上。ロッジアシケインではミハエル・シューマッハがスピン!佐藤琢磨もショートカットする形となる。トヨタのオリビエ・パニスはストップ。オープニングラップは1位バリチェロ、2位アロンソ、3位ファン・パブロ・モントーヤ、4位キミ・ライコネン、5位ジェンソン・バトン、6位佐藤、7位マッサ、8位ヤルノ・トゥルーリ、9位クリスチャン・クリエン、10位リカルド・ゾンタ、ミハエル・シューマッハとデビッド・クルサードはそれぞれ15位、16位になっている。2周目にはバトンがライコネンを、マッサが佐藤をパスしている。

 4周目、ロッジアをショートカットしてしまった3位のモントーヤは、バトンのそのポジションを譲ってしまう。ウェットタイヤのバリチェロは、スタート後は差を広げていたものの、ここへきて一気にアロンソが差をつめる。そして、5周目のアスカリシケインにおいてアロンソがトップへ!バリチェロはすぐさまドライタイヤを求めてピットへ向かう。マッサも同じようにピットへ。数週後にはブルーニもタイヤを換える。

 8周目のロッジアシケインでハイドフェルドとマッサが接触し、マッサのフロントパーツが飛び散っている。マッサはピットへ戻ってフロントノーズを交換する。10周目の時点で1位アロンソ、2位バトン、3位モントーヤ、4位ライコネン、5位佐藤、6位クリスチャン・クリエン、7位マーク・ウェーバー、8位トゥルーリ、9位バリチェロ、10位シューマッハ。

 10周目終了時点でアロンソが1回目のピットストップへ。その間に、モントーヤとバトンが立て続けにファステストラップを記録。後方ではシューマッハがバリチェロを第1シケインでオーバーテイク。そしてシューマッハは、その直後にファステストラップを記録する。

 13周目、2位を走行していたモントーヤがピットストップ。11.0秒で、シューマッハの後ろでコースへ復帰。次のラップではバトンもピットへ。9.3秒で作業を終え、アロンソの前でコースへ!シューマッハもその1コーナーでアロンソをオーバーテイク。一方、ライコネンはピットに戻ってリタイアとなる。14周目、シューマッハが1回目のピットストップを行ない、9.3秒でウェーバーの後ろに復帰する。

 20周目の時点で1位バトン、2位アロンソ、3位モントーヤ、4位バリチェロ、5位佐藤、6位クルサード、7位シューマッハ、8位ウェーバーとなっている。22周目にはピッツォニアがウェーバーをかわして8番手へ。バリチェロが3位のモントーヤに接近していく。6位走行中だった1ストップ作戦に変更しているクルサードが26周目にピットストップを敢行する。

 28周目、トップ争いが加熱するのを尻目に、シューマッハがファステストラップを記録して、猛烈な追い上げを見せている。29周目、チームメイトのバリチェロが2度目のピットストップへ。6.3秒でシューマッハの後ろでコースへ復帰する。

 トップ32周目にピットストップを行なったミナルディのジャンマリア・ブルーニのマシンから炎が立ち上る!給油中のアクシデントで、ブルーニはそれによってリタイアとなった。一方、コース上ではバリチェロがファステストラップを記録している。

 33周目、アロンソ、モントーヤ、佐藤が同時ピットストップ!アロンソが8.6秒、モントーヤが10.2秒、佐藤が9.8秒で順位は変わらずコースへ復帰。コース上ではその後ろに位置していたシューマッハがファステストをたたき出す。次のラップにはトップ走行中のバトンもピットへ。バトンの作業時間は9.1秒。先ほどピットストップを行なった集団よりも前でコースへ復帰する。シューマッハはファステストラップ連発!

 トップ36周目、ジョーダンのジョルジョ・パンターノがクラッシュしてリタイアしている。36周目、シューマッハが最後のピットストップを行ない、7.7秒でコースへ復帰する。ポジションは佐藤の直後、フィジケラの直前となる。しかし、その直後の第1シケイン立ち上がりでシューマッハがすぐに佐藤をオーバーテイクしていく!バリチェロが40周目にファステストラップ更新。

 41周目、第2シケインのロッジアにおいて3位走行中のアロンソがスピン!サンドトラップに捕まってしまい、コースに復帰することができない。バリチェロが再びファステスト。

 残り11周、フェラーリはバリチェロが最後のピットストップへ。5.5秒でコースへ向かう。そして、トップのままコースへ復帰する!しかも、その1コーナーではシューマッハがバトンをオーバーテイクしていく!あっという間にフェラーリが1−2体制へ!

 残り10周、トップはバリチェロ、2位シューマッハ(+3.8秒)、3位バトン(+6.1秒)、4位佐藤(+13.2秒)、5位モントーヤ(+19.5秒)、6位クルサード(+30.5秒)、7位ピッツォニア(+31.0秒)、8位フィジケラ(+37.4秒)となっている。残り2周、クルサードとピッツォニアが第1シケインで軽く接触するが、そのままの順位でレースを続ける。

 ファイナルラップ。フェラーリの2台がランデブー走行でティフォシの声援に応える。

 チェッカー!ルーベンス・バリチェロが今シーズン初優勝をティフォシの聖地、モンツァにおいて達成!シューマッハが2番手でチームの1−2フィニッシュを演出した。3位はBAR・ホンダのジェンソン・バトン、4位はチームメイトの佐藤琢磨、5位以下はモントーヤ、6位クルサード、7位ピッツォニア、8位フィジケラとなっている。完走15台。

 初開催となる2004年第16戦F1中国GPは、2週間後の9月26日に決勝日を迎える。

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HOMENews BlogsF1/2004race | September 13, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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