『パリショー・プレビュー』Opel社が「Astra GTC」のPanorama Windshieldの写真が公開されていましがが、これが驚きの前面&全面ガラスの車なんです。。フロントウィンドーからルーフの前半分までが一体のガラス
ドイツOpel社はクーペ「Astra GTC」(関連記事)に搭載するガラスルーフ「Panorama Windshield」の写真を公開した。Astra GTCはパリ・モーターショー(Mondial de l'Automobile 2004、一般公開:2004年9月25日〜10月10日)で公開する予定。
「Panorama Windshield」はフロントウィンドーからルーフの前半分までが一体のガラスとなっており、搭乗者は広い視界と開放感を楽しめる。2003年のジュネーブショーで公開したコンセプトカー「GTC Geveva」でも採用していたもの(関連記事)。「山道のドライブでも、都会の夜中のドライブでも、特別な体験になる」(同社のMatthias Hallik氏)。
平均するとガラス部の前後長は1500mmあり、幅は1160mm。室内に熱を伝えないよう、熱や紫外線をカットするガラスを使う。さらに2重に折りたためるサンバイザも装備した。衝突試験、シミュレーションの結果では、安全性や安定性には特に影響はないという。スチール製ルーフのGTCとは異なり、ルーフ中央やフロア下にクロスメンバを追加してある。ガラス部は厚さ6mmで、面積は約1.8m2。車重はガラスルーフ車が10kgほど重くなる。