Microsoftが、キーボードとマウスの新シリーズを発表していますね。これに指紋リーダーを内蔵したモデルも含まれているようですが、どうもその機能の使い道はPCのログオンとかではないようです・・
今回発表されたキーボードやマウス、スタンドアローン型指紋リーダーでは、バイオメトリクス技術がセキュリティではなくて、インターネットアクセスの際に、今のIEなどで過去に入力したID&パスワードが記憶されていて、要するにPCにログインさえ出来てしまえば”なりすまし”できるわけですが、これを指紋認証でウェブサイトに提供する仕組みとすることでセキュリティを保つようです。
「われわれの狙いは、利便性の問題に対処することだった」とMicrosoftのハードウェアグループゼネラルマネージャーTom Gibbonsは述べている。「われわれは、ユーザーがログインのためのパスワードを1つだけ覚えればよいレベルにまで問題を改善したかった。そして、そのパスワードを強力なものにしたかった」(Gibbons)
また、別の製品ではノートPCユーザーが持ち歩けるワイヤレスマウスも含まれていて。このマウスに付属する小型USBレシーバーをマウス下部にしまい込めるようになっています。
「年間60億ドルもの研究開発費を利用できるのは非常に大きなメリットだ。MicrosoftではユーザーがどのようにPCを利用するか研究しているが、われわれはそこから多大な利益を得ている」(Gibbons)
指紋リーダー付きのキーボードとマウスはセットで104ドル、マウス単体では84ドル、スタンドアローン型の指紋リーダーは64ドルで販売される。この他の新製品の価格帯は、ノートPC用ワイヤレスマウスの45ドルから、Bluetooth対応キーボードとマウスのセット価格149ドルまでとなっている。
全ての新製品はすでに発売中か、9月中に発売される予定となっているようですが、どうなのかな? 確かに構想は良いとおもうんですが、いまいち便利になるとは思えませんね。面倒?!
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