NTTドコモが、またユーザー観点のサービスを追加してきました。
先にファミリー契約の対象者間でメール無料化や通話料金も割引にするとアナウンスしていましたが、今度は本体修理も無償修理とのこと・・・ユーザー引き止めにも効果ありそうな施策で、とても評価できます。
このサービスを受けるためには、ドコモの申し込み制のポイントカードサービス「プレミアクラブ」の会員向けになるのですが、プレミアクラブの加入はドコモユーザーなら無料で申し込むだけです。 申し込みしておけば、通常1年間の保証期間が切れた後も無償修理を受けられるサービスなのです。
現在の契約でも携帯電話購入後、無料で修理が行える1年間の保証期間があるが、プレミアクラブ会員であれば保証期間が切れたあとも3年間無料で修理を受けられる。しかし個人の不注意で水没させたものは除かれますので、新型にしたくてトイレに落とすのはNGですよ。
ドコモによると有償修理の料金は、「状態にもよるが中身(基板)の修理の場合、ムーバで7000円、FOMAで8000円程度」だということですが、この負担がなくなるだけでも大きいです。
あわせて、ポイントの多い最上位ステージ「プレミアステージ」ユーザーには更なる特典があります。
プレミアクラブ会員の中でも携帯利用が多い「プレミアステージ」ユーザー向けには、注文や問い合わせを受ける専用のフリーダイアルを用意したり、海外で利用できる携帯電話を2005年3月31日まで無料でレンタルするサービスも提供して、クレジットカードのゴールドカードのように価値を与える戦略のようです。
サービスが迷走したボー社とは違って、今回のような取り組みをちゃんと考えるあたり、通信業界の巨人とか言われても、まっとうな会社で、ある意味安心感もあり信頼できます。