その非凡な才能を開花させ画家として成功しているジミー大西氏がロボットを描いた「イメージとしては“牛”。ゴミを食べて牛乳を出してくれるんです。ゴミを消化して世の中をきれいにしてくれるんです。食べたときの煙は空に上って雲になるんです。そして、その雲からコーヒーが降ってくるんです。牛の出した牛乳とコーヒーでコーヒー牛乳ができるという」(ジミー大西氏)その発想と表現は、やはり天才なのでしょう。私は「やまがかまち」君の画がとても印象に残っているのですが、ジミー大西氏のは印象に残ると言うか見た瞬間にインパクトのある画ではないでしょうか。
今回、未来のロボット社会を描き出した映画アイ、ロボットの公開を記念して行われたイベントで、ジミーちゃんことジミー大西画伯が描いた未来のロボットが公開されて、話題になっていました。 この画を見ても最初目にしたときは何を意味しているのか判らなかったのですが、コメントを聞いて自分が思い描く未来のロボットとは違うイメージがとても新鮮で、いやはやすごい才能だと関心しました。
未来のロボット=人型というイメージを覆すイラストに驚きの表情で、「絵のインパクトがすごい。ピカソみたいな。エネルギー源がゴミというのはいいですね。エコロジーですよ」。 「人型のロボットが描いてあると思ったのに、ビックリした。機械なんだけど人間の役に立つ、と言うことがよく伝わってきますね」
□ ジミー大西画伯のカレンダーはこちら! □ ジミー大西作品集 2005年度... ジミーさんの偽絵画販売 12枚押収「模写しやすい 画家のジミー大西さん(42)の絵画を模写しネットオークションで販売したとして、大阪府警生活安全特捜隊は22日までに、不正競争防止法違反などの疑いで奈良県橿原市、古物商岡本守史容疑者(44)ら4人を逮捕、偽作品12枚を押収した。 偽作品にはジミーさんの“署名”も入っていた。模写した兵庫県西宮市、無職馬渕脩蔵容疑者(68)は「ジミーさんの作品は塗り絵のようで模写しやすい」と供述。ジミーさんは所属事務所を通じ「こういう事件が起き、とても悲しいです」とのコメントを出した。 調べでは、岡本容疑者は昨年11月と今年1月、神戸市東灘区、無職藤井八郎容疑者(47)にジミーさんの作品を模写させ、2枚を約3万円で購入。岡山県井原市の自営業の男(37)=同法違反などの罪で有罪判決=らに1枚3万−4万円で販売した疑い。 ジミー大西さんデザイン、帽子のカバでひったくり防止 認知件数が全国最多のひったくりを減らそうと大阪府警は、画家のジミー大西さんがデザインした自転車の前かごに付けるカバーを作り、無料で配った。 府警は昨年、ジミーさんの偽作を販売した男を逮捕。お礼に訪れたジミーさんにデザインを依頼したところ、母親が被害に遭った経験があることから快諾を得た。 従来のカバーは格好悪いと評判はいま一つ。「帽子」をかぶった「カバ」のイラスト入りで「防止カバー」とのしゃれが、「装着率アップにも効くはず」と府警。 タンカーに巨大アート、ジミー大西さんと小学生が原画 ジミー大西さんと小学生たちの絵がタンクを彩る液化天然ガスタンカー、香川県坂出市の川崎造船坂出工場で、4基のタンクにそれぞれ縦20メートル、横40メートルの巨大な絵が描かれた液化天然ガスタンカー(全長約290メートル、12万トン)が完成した。 大阪ガスが建造を依頼し、原画を画家ジミー大西さんと全国の小学生40人が描いた。色鮮やかな「さかな」「カニ」「エビ」「かめ」の4作品が拡大され、計1800枚の特殊フィルムで張りつけられている。 乗り物の「ラッピング」では世界最大といい、ギネスブックに申請中。大阪ガスは「子どもたちの夢を世界に届けたい」としている。 ジミー大西が被災地にエール!子どもたちと巨大アートに挑戦 3月11日以来、東日本大震災の被災地復興のために、さまざまな支援活動やチャリティー活動が日本各地で行われている。そんな中、画家のジミー大西が、巨大アート「未来のために…」プロジェクトに挑戦する。 同プロジェクトは、8月28日(日)の12時35分から生放送される、読売テレビ開局記念特別番組「日本人のチカラ〜誰かのために…未来のために〜」の企画の一つ。同番組は、震災で大きな被害を受けた日本で、復興のため一丸となって頑張る“日本人のチカラ”をクローズアップ。“日本人のチカラ”を探り、日本を元気にしようというコンセプトで、さまざまなプロジェクトが行われる。 「未来のために…」プロジェクトは、独特の画風と鮮やかな色彩感覚で高い評価を得ているジミー大西が、28日当日、大阪のツイン21アトリウムに集まった子どもたちと一緒に、巨大アート作りに挑戦するというもの。ジミー大西が描いた原画に、子どもたちが色付けし、完成した作品は東日本大震災の被災地に贈られる。 事前に被災地の宮城・気仙沼市を訪れたジミー大西は、想像を超えた被害状況を目の当たりした。「映像で見るのと実際に行ってみるのとではまったく違い、とても悲しいものがありました。気仙沼では、津波で陸に打ち上げられた船をスケッチし、そこからデフォルメしていって“明日に向かって”というイメージの作品を描こうと思っています」と、被災地での体験からインスパイアされた作品のイメージを語った。 今回の巨大アートのテーマは、「飛び立つ」。陸に打ち上げられた船を見てテーマを決めたが、作品を制作するにあたって難しさもあったそう。被災地で現地の幼稚園を訪れ、絵本を読んだり絵を描いたりして子どもたちと交流を持った時に、彼らの明るい様子に驚いたそうだ。しかし、子どもたちが描く絵を見ると暗い色や津波の絵が多く、「一見明るく元気そうに見えても、それが子どもたちの本当の心情なんだなと思いました。(悲惨な状況をモチーフにして)夢のあるものを描こうとイメージするのがものすごく難しかった」と明かした。 さらに、「子どもたちが夢を持てる絵を…ということを考えました。ただ、みんなに明るくなってほしいです。子どもたちの心の奥底にある暗い気持ちが少しでも明るくなるように、“これから明るく、いろいろな色を付けていこう!”ということを伝えられたらいいなと思います」と意気込みを語ったジミー大西。彼と子どもたちがどんな絵を描きくのか楽しみに待ちたい。