フェラーリ 記念すべき通算700戦目で見事に自身7度目のワールドタイトルを獲得したミハエル・シューマッハ。歴代最多のタイトル獲得数を記録、そして史上初の5年連続ドライバーズチャンピオンに輝いた。
フェラーリは唯一、1950年に創設されたワールドチャンピオンシップ(F1)のすべてのレースに参加しているコンストラクターである。さらに、長年にわたって、フェラーリはシャーシ、エンジン、ギヤボックス、サスペンションなど、シングルシーターを独自で作り上げる唯一のチームであった。
フェラーリはこれまでに素晴らしい成績を残してきた。14回のコンストラクターズタイトル獲得と14回のドライバーズタイトル獲得(現在のチャンピオンシップもフェラーリドライバーであるシューマッハとバリチェロの間で競われている)。179回の優勝、547回の表彰台、174回のポールポジション、そして178回のファステストラップを記録している。最近のハンガリーGPにおいては、1999年から6年連続のコンストラクターズタイトルを獲得し、2000年から5年連続のドライバーズタイトルを決定している。
フェラーリが初めてF1で勝利を収めたのは1951年のイギリスGP。シルバーストンにおいてフローリアン・ゴンザレスが375 F1を操りトップでフィニッシュラインを通過した。スクーデリアはチャンピオンシップにおいて4188ポイントを記録しており、これはマクラーレン(2926.5ポイント)やウィリアムズ(2397.5ポイント)を遥かに凌ぐものである。
ミハエル・シューマッハ
「劇的な1日だった。セーフティーカーの状況で難しい場面はあったし、後方に下がったことを考えると、今ここにいるのは嬉しい。チャンピオンシップは決定したし、キミは素晴らしい仕事をした。ルーベンスも後方から3位まで上がってきたのだから、ここにいるボクらにとっては素晴らしい1日だったと思う。だから嬉しい。もちろん、チャンピオンシップを勝って決めたかったけど、今日は明らかに適切なときに十分な強さがなかったし、今年はこれまでずっと勝ってきたからいつかそのときは来ると思っていたよ。それが今日起こっただけだ。とにかく、ボクらが達成したことについてはとても嬉しく思っているよ」 「チャンピオンシップを始めたここスパで、ついに7度目のチャンピオンシップタイトルを獲得し、それがフェラーリにとって700戦目だったんだから、ボクらにとっては相応しい数字だと思うよ(笑)」
「チャンピオンシップを始めたここスパで、ついに7度目のチャンピオンシップタイトルを獲得し、それがフェラーリにとって700戦目だったんだから、ボクらにとっては相応しい数字だと思うよ(笑)」