この展覧会は、3DCGで制作された美少女キャラクターを総覧する日本で唯一(=世界で唯一)のイベントです。54作家、150点以上(A3サイズ静止画作品)を展示します。
今年のゴールデンウィーク(4/28〜5/8)に横浜の神奈川県民ホールで開催し、有料のCG展覧会としては異例の約3,500人を動員した「アジアグラフィック」でも特別展示されて、非常に好評でした。
日本のアニメーションやコンピュータ・ゲームの美少女キャラクターは世界的にも非常に高い評価があります。ここで使われる映像は高価な機材と、プロフェッショナルな人材を擁したプロダクションから生まれます。しかし、いま注目されているのは、個人で、プロダクション制作を超えるクオリティの3DCG美少女をコツコツと作り続ける作家たちです。彼らの作品は、一般には「オタクな趣味」の分野とされています。それは間違いありません。
しかし、日本のオタクの風土から生まれたマンガやアニメが、いまや日本オリジナルのアートとして世界から注目される時代です。そこで、次は3DCG美少女の時代だ、という思いを込めて「デジタルクリエイターズ」が企画しました。
→扇町インキュベーションプラザ →All About Japan「CG美少女」 →ジャパンデザインネット
会期: 8月23日(月)〜8月27日(金)10:00〜21:30 会場: 扇町インキュベーションプラザ Mebic扇町 コラボレーション室 (大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎 Tel.06-6316-8780) 入場: 無料 主催: デジタルクリエイターズ 共催: 扇町インキュベーションプラザ Mebic扇町 お問い合わせ: デジタルクリエイターズ info@dgcr.co
「オタク」市場、規模は2600億円 野村総研が推計 --------------------------------------------------------------------------------
野村総合研究所は、アニメとコミック、ゲーム、アイドルの4分野を支える「オタク」人口が約280万人に達し、かれらが購入する年間の市場規模は約2600億円に達する、との推計をまとめた。野村総研は、オタクと呼ばれる人たちの消費行動は企業などにとっても「無視できない存在に成長した」と評価。「もはやオタクはニッチ(すき間)市場ではない」と報告書で結論づけた。
報告書は、オタクを「特定の趣味分野に生活の時間や所得の多くをかける人たち」と定義。「アイドル」であれば、ファンクラブ組織から中核的な会員を抽出。「コミック」では、同人誌の即売会参加者数や発行部数を参考に愛好者人口を計算した。また、一人ひとりの年間消費額も業界団体などが実施したアンケートや小売店への聞き取りからはじき出した。
この結果、4分野合計の市場規模(年間約2兆3000億円)のうち、オタクが支える部分を約11%に上る約2600億円と算出。国内市場の規模としては「新三種の神器」とされるDVDレコーダーの約1500億円(03年度)やデジタルカメラの約2500億円(同)を上回る。
野村総研は、アニメなど世界的に競争力のある日本のコンテンツ(情報の内容)は、オタクが支えている一面も大きいと指摘している。
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■各分野に占める「オタク」の規模 分野 人口 年間消費額 その市場全体に対するシェア アニメ 20万人 10万円 13%(200億円) アイドル 80万人 7.5万円 2%(600億円) コミック 100万人 10万円 16%(1000億円) ゲーム 80万人 約10万円 約5%(780億円) (消費額は1人当たり。野村総合研究所推定) (08/24 08:04)
分野 人口 年間消費額 その市場全体に対するシェア
アニメ 20万人 10万円 13%(200億円)
アイドル 80万人 7.5万円 2%(600億円)
コミック 100万人 10万円 16%(1000億円)
ゲーム 80万人 約10万円 約5%(780億円)
(消費額は1人当たり。野村総合研究所推定) (08/24 08:04)