ソニーが、起死回生の切り札として年末商戦向けに、WEGA QUALIA 液晶/プラズマTVを発表した。
特に今回ソニーが強くアピールしている点は、3原色LEDバックライトシステム「トリルミナス」を搭載した「QUALIA 005」2モデルで、地上/BS/110度CSデジタル・地上アナログチューナーをフルダブルで備えてる。発売は11月10日、価格は46V型モデルが110万2,500円、40V型が84万円。
現状の液晶テレビはバックライトと呼ばれる蛍光管?を液晶画面の裏で光らせてその透過光で画面を映し出す仕組みだが、これをLEDバックライトを利用する方式でテレビのシステムを構成している。
通常の液晶のバックライトは基本白系発光体で表面の液晶で画像の三原色を現しているものを、このLEDバックライトでは光の三原色であるRGBのLEDを用いることで、従来では表現できなかった色域の表現を可能にするとされている。
特にQUALIA 005は、このLEDバックライトを採用することにより、蛍光灯をバックライトに採用する従来の液晶がNTSC比65〜75%の色域であるのに対し、同 105%を実現、表現できる色域は約1.5倍に拡大したという。特に、ワインの深紅や深緑の緑などを色鮮やかに再現するとされる。
今回新開発したこの3原色LEDバックライトシステムを「トリルミナス」と命名、「以後も十分に開発を進めていく」とし、コンシューマーに積極的にアピールする姿勢だ。
今回のベガがソニーらしさの代表作となるのでしょうか?トリニトロン時代の独創性とその画質に多くのファンがいたのですが、これからの薄型テレビ時代にソニーの存在を示すチャンスです。期待しましょう。
■http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200408/08-0819/ フルハイビジョンとは?1920×1080極限の美しさを手にするには!? 世界最大で最高価格 ビエラ103型プラズマTV がなんと大人気! パイオニア 世界初50インチフルHDプラズマディスプレイ発表! 「世界最高解像度プラズマ」薄型テレビWooo VIERA:世界初プラズマテレビフルHD解像度を実現 リビングステーション エプソン新プロジェクションテレビ 1インチ6000円を実現! プラズマテレビの弱点!フルハイビジョンは実現できない? 「SEDテレビ」次世代薄型テレビをキヤノン・東芝が公開 エプソン、リアプロTV「LIVINGSTATION」を10万円値下げ 「LIVINGSTATION」待望のフルハイビジョン対応リアプロテレビ Big Screen EXE : ビクターのビジョンプロジェクションテレビを見たか! 「SEDテレビ」次世代薄型テレビをキヤノンが2006年投入