マイクロソフト(MSN)がサイバードが運営していた携帯電話向けポータル・サイト「ギガコード」の営業権を取得(買収)して、携帯向けサイトの検索サービスを開始するとリリースしていましたが、これって実はサイバードが儲かっていなかったものを払い下げてもらった?
将来、儲かる可能性があれば、サイバードが手放すとも思えないですし・・サイバードがうまく売り逃げて、MSNが貧乏くじ引いたようです。。運営はサイバードがやるようですので、運営費で儲けられますからね。。うまい!
先週の「MSN spaces」 というブログに似たサービスを始めると言うアナウンスでは、MSNはブログを判っていないな〜と感じましたが、今回の「モバイルサーチ」も MSN はPC文化しか知らないので仕方ないですが、今モバイルを利用している人がどうしたいのか理解していないなって、あらためて思います。
今回の携帯サイト検索サービス「MSN モバイルサーチ」も、まずこのサイトへ携帯からURL入力でアクセスできるようですが、誰がわざわざ使うんでしょうか?
今回開始された「MSN モバイルサーチ」では、国内の約8万の携帯サイトを検索可能なサービスとしていますが、そこには公式サイトと言われる、課金から著作権管理までちゃんとやっているサイトは含まれてはいないはずです。。。要するに勝手サイトの集合ですから、価値のあるサイトがどの位あるか次第ですね。良いサイトも沢山ありますが・・・
また、携帯からの利用のほか、パソコンからも同様に携帯サイトを検索可能と言っていますが、今の時代に携帯のサイトをPCで検索する手間を必要と感じる人がどれほどいるのでしょうか?
サーバー側で管理される個人のお気に入りサイトが、携帯・パソコンの両方で共有できるのが特徴。検索機能では、キーワード検索に加え予めカテゴリー別に分類されたディレクトリ型の検索も可能で、検索キーワードのランキングなども表示される。パソコンから検索した場合は、検索結果などを携帯にメールで送信できる。
検索可能な携帯サイトは法律に触れるような違法なアダルトサイトなどを排除した安全なサイトとし、両社では検索結果の安全性も同サービスの特徴の一つに挙げている
検索機能については同氏は、モバイルとパソコンの融合がMSN事業のみならずマイクロソフトの全社的な戦略であるとしたうえで、現在の検索サービスにおいて携帯サイトとパソコン向けのサイトは分断され、パソコンから「モバイルの世界の情報はシームレスに取得できない」と指摘。今回のサービスが、パソコンから携帯サイトを手軽に検索できる点をアピールした。
「『野球』というキーワードを他社のサービスで検索したら43件しかヒットしなかったが、MSNモバイルサーチでは66件もヒットした」と話し、今回のサービスに自信を見せた。
今ケータイを利用してる人が、PCとシームレスに情報を収集したい人がどれほどいるのか?疑問です。
マイクロソフト、サイバードから携帯向けポータルを買収 マイクロソフトは、モバイル・コンテンツ開発会社のサイバードから、携帯電話向けポータル・サイト「ギガコード」の営業権を取得した。Yahoo! JAPANやGoogleに比べて遅れていた、MSN Japanのモバイル向けサービスを強化するのが目的だ。これを受けて、同社は8月10日に新サイト「MSN モバイルサーチ」を開設した。
ギガコードは、これまでサイバードの子会社、ギガフロップスが運営してきた一種のポータル・サイト。携帯電話で、長いURLを入力することなく手軽にWebサイトにアクセスできる点が特徴だ。ユーザーは、商品のパンフレットやポスターなどに印刷された6ケタの数字(コード)を、ギガコードの画面から入力するだけで、目的のサイトにアクセスできる。コードは、各サイトの運営者がURLを登録すると、それぞれのサイトにユニークに割り当てられる。ギガコードにはすでに8万サイトが登録されている。
今回リニューアルしたMSNモバイルサーチでは、MSNの検索エンジンとギガコードを組み合わせ、同じページからキーワード検索とコード入力によるWebアクセスの両方を利用できるようにした。携帯電話だけでなく、パソコンからも携帯電話向けサイトを検索しやすいように、それぞれ専用の画面を用意した。
今後は、両社が共同でサービスの企画、開発を手がける。なお、両社は今回の買収金額を明らかにしていない。