舞台はC.E.73年。前作の後半4〜5話辺りの終わりを急ぐ落ちのないエンディングから約2年後が今回の話題が始まります。
今回登場するガンダムの名前はインパルスガンダム。型番はZGMF-X56S、ZGMFのコードが示す通り、ザフト製になります。ちなみに、前作のSEEDでの連合軍が開発したガンダムはGATコード、例えばストライクならGAT-X105です。他にも地球連邦が開発したモビルスーツには、102とか103、303とかザフトに奪われた機体には付いてましたね。
ZGMFの場合は、上記の奪ってきたガンダム(第一話、C.E.71年1月25日)から試作機を作り、そこから幾つかのガンダムが製造されました。その内、ジャスティスガンダム(X09A)、フリーダムガンダム(X10A)などを合わせX13まで確認できるとか。ちなみに、試作機を除く、Xが付かない場合は非ガンダム機(5xx系、1xxx系)で、2年後の設定となる今作に登場するインパルスはX56。
つまるところ、前作では終戦時C.E.71年9月27日までには、X13まで製造されたことが分っていて、そこから、約2年でおよそ型式上は、43体のモビルスーツが試作・開発されたと言う事になります。
一応の終戦後、2年の間に43体ものモビルスーツを開発したことになりますが、この数字は、ちょっとすごすぎです。開発した機体毎に型番をつけていると考えても開発スピードの速い事!。2年の間にモビルスーツ1機あたり16日程度で開発している事になります。
前作でもGAT機を奪った1月15日から、それを基に試作機を作り、そこから丁度5ヵ月後に9番目の機体が6月15日に実践に出撃している事を考えると、神業を見せるザフトエンジニアだから成せる業なんでしょう。まあ、無理やり理屈を考えるよりも、終戦までに何機かモビルスール設計が出来上がっていて、終戦後に開発していて設計段階で型式を付けていると考えるのが無難なところでしょうか。
話の一部は、「ステラ、アウルと共にザフト軍の新造艦進水式前夜に潜入。その後、カオスガンダムのパイロットとなる。」とありますので、この辺りから話が始まりそうです。
ZGMF-X23S セイバーガンダム
デュートリオンビーム送電システムを採用したザフトの最新MS。
戦闘機型MAへの変形機構を搭載し、高機動戦闘に真価を発揮する。
型式番号の「X23」の「2」は航空タイプ、「3」は開発ナンバーを表す。
ZGMF-X24S カオスガンダム
デュートリオンビーム送電システムを採用したザフトの最新MS。
両脚の巨大クローや両肩の大型火器など、強襲戦闘に真価を発揮する。
型式番号の「X24」の「2」は航空タイプ、「4」は開発ナンバーを表す。
パイロットは、スティング・オークレー。
ZGMF-X31S アビスガンダム
デュートリオンビーム送電システムを採用したザフトの最新MS。
水中戦用MAへの変形機構を搭載し、ビーム兵器やランスなどを装備することで、様々な戦局に対応できる特殊な機体である。
型式番号の「X31」の「3」は水中タイプ、「1」は開発ナンバーを表す。パイロットは、アウル・ニーダ。
ZGMF-X88S ガイアガンダム
デュートリオンビーム送電システムを採用したザフトの最新MS。
四足獣型MAへの変形機構を搭載し、地上での格闘戦に真価を発揮する。
型式番号の「X88」の10の位の「8」は四足獣タイプ、1の位の「8」は開発ナンバーを表す。
パイロットは、ステラ・ルーシェ。
ZGMF-1000 ザクウォーリア
終戦後にザフトが開発した次世代MS「ニューミレニアムシリーズ」の第1期モデル。
各種装備や武装を交換することで、様々な戦局に対応可能な次期主力MSである。
ZGMF-1001 ザクファントム
ザクウォーリアの上位機種で、主に指揮官クラスが搭乗する。
各種装備や武装を交換することで、様々な戦局に対応可能。
指揮官クラスの乗機ゆえに、様々なパーソナルカラーの機体が存在する。
スラッシュ・ザク・ファントム
ザクファントムは主に隊長クラスのパイロットが搭乗するザクの上位機種である。このスラッシュザクファントムは近接戦用パックを装着した形態で、両肩にガドリングビーム砲と腰部に巨大なビームアックスを装備している。
ゲイツ・R
ザフト軍量産MS。ゲイツのマイナーチェンジヴァージョンであり、シールドと腰部のエクステンショナルアレスターがレールガンに変更されている。
ガズウート
ザフト軍の重MS、ザウートの改良型。両肩のキャノンがビーム砲に2連副砲が大型ミサイルに変更される等、より火力が強化されている。
ジンハイマニューバ2型
高機動型ジンのアレンジの一つ。ビームライフルや盾、サムライソード型の刀等特殊な兵装を持つ。ユニウスセブンを落下させたテロリストも使用した。
しかし、シナリオ的に無理があるのが、SEEDで最終リリースされた、フリーダムやジャスティスなどから圧倒的に装備で劣るインパルスガンダムがわざわざリリースされていることです。いかに核エンジンが付いてないにせよ、機体のデザインがストライクよりも貧相に見えるのはいただけません。
物語が進むにつれて、1クール毎に主題歌が変わるようにモビルスーツもバージョンアップされて、それがプラモデルかされてビジネスになるのは判りますが、ガンダムファンをなめてませんかね・・・文句をいいつつシナリオを無理やり考えると、既に実践配備されたモビルスーツのようですし、シナリオのストーリーからもいきなりスペシャルな機体を投入する必要も無いことから、実はインパルスガンダムは通常タイプの量産型だったりするんでしょうか。
・ストーリーは28話までを中心に収録し、その後のストーリーもエクストラステージで楽しめる
・新ガンダムや「SEED」「ASTRAY」なども登場。ガンダムシリーズ初のセルシェーディング!
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