今日、パナソニック・トヨタ・レーシングは、来週末のハンガリーGPからサードドライバーだったリカルド・ゾンタがレースドライバーとしてグランプリに参加することを発表した。ゾンタはクリスチアーノ・ダ・マッタの代役として昇進し、オリビエ・パニスとともにレースを戦う。
そして、チームのテストドライバーであるライアン・ブリスコーが、金曜日のフリー走行において3台目のマシンを駆ることになった。
クリスチアーノ・ダ・マッタは依然として2004年残りのシーズンはトヨタのドライバーとしての契約が残るため、マシンをドライブしたりプロモーションに参加することもあるという。
チーム代表の冨田務は次のようにコメントしている。 「ここ3レースの結果を見直した後、我々はプランを立て直すことを決定した。(この3戦において)2004年シーズン前半同様に、リカルド・ゾンタは安定して良いパフォーマンスを見せていた」
「2005年のドライバー選択を行なう前に、リカルドにちゃんとしたレースコンディションにおける彼のポテンシャルを示すチャンスを与えることは、フェアであると信じている。また、シーズンにおけるチームの最高位(インディアナポリスでの5位)と、高いポイント(5点)を獲得しているオリビエ・パニスを、残りのシーズンにおいてもレースドライバーとして維持することを決定した。クリスチアーノ・ダ・マッタは2004年末までパナソニック・トヨタ・レーシングのドライバーであり続けるため、それによって何らかの活動を引き受けることになるかもしれない」