ミハエル・シューマッハが61回目のF1ポールポジションをホームで獲得した。セッションの前半はどたばたしたミハエルは驚くべき最終セクターを記録し、モントーヤとライコネンの前を確実のものとした。
天気は晴れており、気温は26度まで上がった。路面温度は42度まで達した。
ミハエルのラップタイムはファン・パブロ・モントーヤよりコンマ362秒速い1分13秒306であった。ジェンソン・バトンは3番手で予選を終えたが、金曜日のフリー走行でエンジン交換をしたため、10番手降格のペナルティを受け、決勝では13番手からスタートとなるだろう。
ライコネンはチームメイトのデビット・クルサードとルノーのフェルナンド・アロンソ、ヤルノ・トゥルーリの前、3番手からのスタートとなる。ルーベンス・バリチェロは失望するセッションとなった。彼は佐藤琢磨の前、7番手からのスタートとなる。
公式予選 Pos. ドライバー コンストラクターズ Time 1. M・シューマッハ フェラーリ 1:13.306 2. J・P・モントーヤ ウィリアムズ 1:13.668 3.(13) J・バトン BAR 1:13.674 4. K・ライコネン マクラーレン 1:13.691 5. D・クルサード マクラーレン 1:13.821 6. F・アロンソ ルノー 1:13.874 7. J・トゥルーリ ルノー 1:14.134 8. R・バリチェロ フェラーリ 1:14.278 9. 佐藤 琢磨 BAR 1:14.287 10. O・パニス トヨタ 1:14.368
フェラーリはBスペックマシンをドイツに持ってきているようだ。フェラーリのチーフエンジンデザイナーのルカ・マルモリーニは新しいV10エンジンは2%のパフォーマンスアップに貢献できたと語っている。
新しいボディワークデザインとV10エンジンにより、オイル供給を行っているシェルはホッケンハイムに向けてニューオイルの開発を行ってきた。「これによってさらなるエンジンパワーを得ることができる。」とマルモリーニも満足の様子。
トヨタ・レーシング TF104Bがデビュー パナソニック・トヨタ・レーシングのドライバー、オリビエ・パニスはドイツGP予選を10位、クリスチアーノ・ダ・マッタは、15位で終えている。
ホンダ BARとの契約延長を発表 ホッケンハイムの金曜日、日本のエンジンサプライヤーであるホンダが2007シーズン終了時点まで、F1でのパートナーであるBARとの契約延長にサインしたと発表した。ホンダは2000年にBARチームに参加し、現在の契約は今シーズン終了時までとなっていた。しかし、ホンダはBARチームを長期間安定させるためのエンジン提供やシャーシ開発を行ない続ける。