ジェンソン・バトンは日曜日のドイツGPにおいて、10グリッド降格ペナルティを受けることとなった。現在ドライバーズランキング3位につけているバトンだが、今日の午後に行なわれたフリー走行において、セッション終盤にメカニカルトラブルによってストップした。
BARは原因を調査した結果、問題が深刻であることを確認し、バトンのエンジンを交換しなければならない状況になった。イギリスGPでの失望の結果を受けて今週末はポディウムに戻ることを熱望していたバトンだったが、その願いは絶望的なものとなってしまった。
彼はレースを重い燃料でスタートすることになる。しかし、バトンはチャンピオンシップリーダーのミハエル・シューマッハが後方グリッドから勝利していることに励まされている。
「ミハエルは、勝つためにフロントローが必要ではないことを見せてきた。安定していることが最も重要であり、今ボクらはそれに集中して仕事をしている。ボクらのロングランはとても力強いものだったからね。ボクが走行していたとき、速かったのはミハエルだけだからそれほど悪くはないよ」